ガンプラミキシング改造
エステバリス
陸戦フレーム/0G戦フレーム
ナデシコアームズ
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製作
1/48 陸戦フレーム エステバリス
電童20周年を記念して、スーパーミニプラミニプラ電童が発売すると聞いて、アマゾンプライムのチャンネルにdアニメストアを追加しました。ついでに何か見ようかな〜っと思って、つい見始めちゃったのがナデシコ。そのまま全話見始めてしまい、ナデシコとエステバリスを作りたくなったのでした。

まずは、1/48のエステバリス陸戦フレームを買いました。

1997年に発売したプラモですから、ガンダムWエンドレスワルツのガンプラと同期ということですね。かなりふるーい。老舗のプラモ屋さんで見付けて即購入しましたが、丁度再販があったようで綺麗なパッケージのものもありました。
中身はこんな感じ。

ランナー少なっ・・・・・・!
シールの色分け、大胆!

説明書のセル画を使った漫画の雰囲気が懐かしい。よくこういう本あったよなあと懐かしさ満点。

設定画や説明が細かく載っているのは嬉しい。
組み立てたらこんな感じ。

大雑把な色分けです。

古いきっとだからか、もともとなのか、モナカパーツがしっかり噛み合わず、段差ができたり、モールドが甘かったり、関節がポリキャップ剥き出しだったりと時代を感じます。

エンドレスワルツ譲りのポリキャップハンドパーツが超懐かしい。
可動範囲も狭い。

ポリキャップがあるのに、肩はやたら長い軸接続だし、股関節はボール部分が奥まっているのであまり意味をなしていない感じ。
フレームを換装するために、アサルトピットを外せるギミックがあるのですが、胸部装甲をスライドするためのアームを誤って切ってしまったため、マスキングテープで繋いでいます。

だってゲート部分が太すぎて区別がつかなかったんだもん。
膝部分も可動します。

着地時のショックを和らげる構造だとか。
1/144 HGBD
セラヴィーガンダムシェヘラザード
さすがにエステバリスはこのままだと可動もプロポーションもよくないので、他のキットに被せるようにミキシングしたいと思います。

選んだのは、ビルドダイバーズよりセラヴィ―ガンダムシェヘラザード。

骨太のプロポーションが合いそうだなあ、というのが理由の一つですが、一番大きいのは戦艦プトレマイオスを模したプトレマイオスアームズが付属すること。これを使ってナデシコも作れそうと思ったのです。
本体もプトレマイオスアームズもあるので、箱がかなり厚いです。
ランナー一覧。

さっきのエステバリスとは大違い。

セラヴィ―の箱型の大きな装甲が目を惹きます。
ごっつい顔のセラヴィ―に羽状の頬当てを付けることで、別物感を出しています。

さすがビルドシリーズ。
脚部の箱感がすごい。

でもがっしりとした四肢がこのままエステバリスに使えそうでいい感じ。
セラヴィーガンダムシェヘラザードとプトレマイオスアームズ完成。

元がホワイトとブラックの堅苦しくて思いイメージから一転、爽やかなパステルカラーのライトブルーとなっています。

プトレマイオスアームズは、もちろん細部は違うのですが4つのコンテナの配置やシルエットから、間違いなく戦艦のプトレマイオスと分かるアレンジ。前後に縮んで丸くなっているところは、新幹線とプラレールのような感じ。

ホワイトベーストライクの時もそうですが、元々サイズが全然違う物が同じくらいのスケールで並んでいるのは面白いですね。
グリップを持たせ、GNトレミーキャノン。

「アルフ・ライラ・ワ・ライラ!」
プトレマイオスアームズを背面に合体することで、中・遠距離戦闘用のジンモードに。

GNフィジカルバズーカと合わせて、砲撃するスタイルです。

ゴテゴテ重武装感が大好き。
このようにバラして配置されます。

ストライカーパックみたいでいいねえ。
そして近・中距離戦特化のイフリートモード。腕部と脚部が伸びてサイズが大きくなっています。

SDガンダムみたいなギミックですね。

本編では隠し玉として使われていた記憶があります。

なかなか楽しいキットでしたが、一通り遊んだので、エステバリスの骨組みとして組み込んでいきたいと思います。
1/144 HGIBO ユーゴー
戦艦であるナデシコを作ることにしたので、放映当時からずっと気になっていた「鉄血のオルフェンズ」のユーゴーを購入しました。

オルフェンズのストーリーは妙に王道から外れている感じがあり、個人的にはノレなかったのですが、プラモの展開はとてもよかったので、ラインナップを見ているだけでも楽しかったです。
ランナーはこんな感じ。

フレームと装甲だけ、と分かりやすい。
フレーム部分を組んでみました。

バルバトスの時のガンダム・フレームとは違い、ヘキサ・フレームというフレームです。

他のフレームに比べて軽く、機動性に優れている分防御力が低いため現存する機体は少ないそうです。頭部にコックピットがあり、脚部関節が腕のように使えるという特徴があります。
逆関節のロボっていいですよね。

アーマード・コアを思い出します。

いつか逆関節の悪魔的なロボを作ってみたい。
装甲を装着してユーゴー完成。

逆関節の脚部がニワトリっぽい。

腕は普通にヒーローっぽくてかっこいいのね。

マシンガンが小ぶり。
武装は円月刀。

サンドロックっぽい。

装着している姿はスターゲイザーっぽい。
脚部クローと、腰部のアンカー射出クローを同時に展開。

なぜこのキットを購入したのかというと、頭部がナデシコにしか見えなかったから。アニメで見た第一印象から、「ナデシコっぽい」と思っていたので、5年越しに手をつけます。
1/144HGBC ダイバーエースユニット
ナデシコのボディ部分はプトレマイオスアームズ、メインブリッジはユーゴーと決まったので、特徴的な1対のフィールドブレードをどうしようか考えたところ、目に留まったのが、ダイバーエースユニットのGNダイバーソードです。

こういう風にちょい足しできるのでビルドカスタムシリーズやオプションセットは重宝します。
内容は、GNダイバーソードとスーパGNソードUにするためのパーツ、膝装甲やバックパックなど。

ダブルオーダイバーをダブルオーダイバーエースにするためのパワーアップキットといったところ。
ダブルオーダイバーはいないので、トランザムライザーに装着してみましたが、まあ色が合わないこと。
さあ、これでエステバリスとナデシコを作るためのキットが揃いました!
基本的に、セラヴィ―の装甲を外し、エステバリスの装甲を被せていきます。

これにより、寸胴気味なスタイルがスラッとした手足の長いシルエットになります。
デザイン上エステバリスの足回りはキャタピラがフライホイールに隠れるので、接地性がよくありません。

太腿はどうしてもデザインが共存できないので、あとでパテでなんとなくならします。
セラヴィ―の足首関節を仕込むことで可動域を広げました。

古いキットなのでとにかく左右のズレが目立ちます。接着してナイフとヤスリで出来るだけ合わせていきます。
1/48 0G戦フレーム エステバリス
ちょっといじり始めてから、やっぱり本編で多く活躍した0G戦フレームも欲しいな、と思い始め、追加購入しました。

内容はピンクのランナー部分が陸戦フレームよりボリュームアップしているだけ。

おっと、これは・・・・・・。
相変わらず設定画とセル画コミックは面白い。
加工中の陸戦フレームと0G戦フレームを並べてみました。

本来は中央のアサルトピットをフレームに換装するのですが、本体がかなり似偏っているので、V2アサルトバスターのように磁石を使ったコンバーチブル仕様にしてみようと思います。
公共交通合体ロボの時も使用したダイソーの超強力マグネットを使用します。

100円で小さい磁石が8個入りなので便利。
膝カバーは、一回り大きくなっているデザインなので、被せられるよう0G戦の内部を削り込み、陸戦の方には磁石を仕込みました。
肩はセラヴィ―の装甲を出来る限り削り、その上からエステバリスの装甲を被せて磁石で固定します。

右腕の上腕接続部にはピンバイスで穴を開け、ワイヤーを通せるようにしました。
足首の可動域拡大に伴い、左右の幅を増しています。また、膝カバーも被せる都合で幅が広がるので、それぞれパテで埋めています。

パテがくっついて欲しくないところには、いつも通りリップクリームを塗ってはがれやすいようにしています。
0G戦フレームの重力波アンテナは、大型のものが搭載されていますが、もともと通常のアサルトピットに被せるようにデザインされているので、切り離して、磁石で付け外しができるようにします。
前腕部のフィールドジェネレーターも同様に、陸戦フレームの前腕に追加パーツを装着しているデザインなので、切り離して磁石で付け外しができるようにします。
エステバリスはアニメ本編ではやたらかっこよく描かれていますが、実際のデザインは複雑な面で構成されています。どうしても、水泳ゴーグルをしているというか、口と鼻にあたる部分だけ色が違うのでコアラっぽいというか……。プラモでの再現度はあまり高くありません。

本編さながらに整形したかったところですが、本体の改造でかなりのエネルギーを使ったので、塗り分けるだけにしたいと思います。

ちなみに、陸戦が左で0G戦が右と微妙に違っています。陸戦の方がエッジがダルかったり、モールドが大雑把なのですが、出っ張り具合はこっちの方が好みかも。0G戦の方は無難にすっきりまとまっています。
陸戦の胸部パーツなど、合わせ目が合わないしズレているものは、もうプラ板を貼り込んでやりました。
エステバリスの完成が見えてきたので、ナデシコも作り始めます。

ボディはプトレマイオスアームズで、メインブリッジにユーゴーのパーツ、左右のフィールドブレードにダブルオーダイバーエースユニットを組み合わせて作っていきます。
どうせプトレマイオスアームズを使うのであれば、シェヘラザードみたいに合体できたら面白いよね、ということでオリジナルの合体パターンも考え出します。

メインブリッジはユーゴーよろしく被ることにしました。
メインブリッジを被る関係で、プトレマイオスへの固定をどうしようか悩んだのですが、凸部に被せるだけ、という結論に落ち着きました。
こっちはエステバリスとは違い、ほぼパーツの組み合わせでできました。
これで改造自体は終わりました。

プロポーション見違える〜!
さて、塗装ですが北海道の冬は寒いので、車庫での塗装はなかなか厳しいものがあります。

ザリガニでデビューしたシタデルカラーなら匂いもないし水で薄められるので、寝室の隣の作業部屋でも塗装することができます。

コーラルホワイトとアバドンブラックを買い、グレー2色を調色することにしました。だって高いんだもんシタデル。
いっぱい削ったので、粉を落とします。

磁石が至るとところに内蔵されているため、中でとにかくくっつく。
歯ブラシで擦りながら水で粉を落としました。
乾かします。

冬場は乾燥しているので、すぐにできそうですが、内部に水が溜まっていることがあるので注意。
ある程度パーツをバラしてサフを吹き付けます。
サフを吹いたロービジが一番かっこいいという話もあるよね。
アキト機の明るいピンク色を探しましたが、シタデルにもラッカーの缶スプレーにもなかったので、車庫でエアブラシすることに。

該当パーツを再度串にします。
車庫で蛍光ピンクを吹き付けました。

うん、こういう色さ!
後は作業部屋で粛々とシタデルカラーを筆塗りしていきます。

胴体のグレー部分はサフと大差なかったので、一部はサフそのままです。

すごいはしょりました。
ほぼ塗り分け終わったところ。

キットでは顔が一面シールという割り切った作りですが、塗り分けました。

青い部分はガンダムマーカーのメタブルー。

金色のパーツのみ貼りましたが、サイズが合わなかったので一回り小さく調整しました。
スラスター内部などは色分けしにくいので、グレーのシールを切り取って貼り付けました。

無理やり塗ろうとすると側面にも塗料が付いちゃうんですよね。
スミ入れペンを買ったのですが、あっという間に出なくなったので、リアルタッチマーカーでひたすらスミ入れしました。といっても、シタデルの塗装面の上からでは拭き取れないので、一発勝負です。さすがに目立つ失敗はリタッチしました。

古いプラモの雰囲気が出たのではないでしょうか。

では、
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