アメリカザリガニ 初シタデルカラー筆塗り |
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制作 | |
リアルと評判! フジミ模型のアメリカザリガニのプラモを買いました。 自由研究シリーズNo.24ということで、他にもカマキリやカブトムシ、恐竜もあるみたいですね。 ていうか、フジミ模型って3式機龍ところか! 店頭には白しかなかったので、ネットで赤を注文しました。青もあるそうです。 まあ、普通は赤だよね。 |
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ランナーはこんな感じ。 キシリュウオーでも思いましたが、ロボットじゃないプラモデルのパーツ配置が新鮮で楽しいです。 赤は2色ありますね。 |
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ベージュのパーツに赤い甲羅を取り付けていきます。 白いパーツは体内のディティールかと思いましたが、後で脚のボールジョイントの受けでした。 触覚が鋭く造形され、野暮ったさを感じません。 |
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腹部のパーツはボールジョイントになっていて可動するようになっています。 しかし、このパーツの数の割に前後の区別が付きづらく、一度見失うと組み立て不可能になりそうだなあと思いました。 実際、説明書を見ながら何度かパーツの前後を確認したのですが、どっちが正解なのか分かりづらく何回か入れ換えました。 尻尾部分は展開できるようになっています。 |
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腹部は乳白色のクリアーパーツでカバーをします。 リアル〜! |
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脚をたくさん付けていきます。 小さい脚もありますね。 |
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鋏部分は可動するようになっています。 | |
組み上がったらこんな感じ。 かなり立派な代物です。 |
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正面から。 造形が細かく迫力がありますが、やはりプラの色が気になるところ。 |
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尻尾は折り曲げることができます。 | |
裏面は単色ではないため、面白い。 | |
腕を広げるとこんな感じ。 | |
バイクと合体したら面白いんじゃないかなあとなんとなく思いつきました。 メダロットのロールスターみたいな感じね。 ザリガニバイク!って語感もいいじゃない? |
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Ninja H2に乗せてみました。 ニンジャリガニ。 |
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パーツを分解して、装甲として貼り付けてみます。 | |
貼り付けてみました。 う〜ん・・・・・・微妙! 思ったよりしっくりこなかったので、本体はいじらずに塗装してみようと思います。 |
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カニ! | |
本屋でいろいろ眺めるのが好きなのですが、コロナの影響であまり外をぶらつくわけにもいきません。 ツイッターで気になった子育て本とパソコンの本と一緒に、「シタデルカラーの教科書」という本を買いました。 |
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用意したのはこの3色。 ベース:MORGHAST BONE レイヤー:WILD RIDER RED コントラスト:FLESH TEARERS RED です。 英語表記なので、正しい発音が分かりません。 それと、色味の近いウェザリングマスターのGも買ってみました。 |
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シタデルカラーはいくつか種類があるため、ある程度調べないと全然分かりませんでした。 さっきの書籍を始め、Youtubeでせなすけさんが丁寧に解説しているため、参考にしました。 今回は、スマホアプリでどんな風な色にしたいかを調べると、種類と色のサンプルが出てくるので便利でした。 まあ、欲しい色が必ずあるわけではないんですけどね。 通常の模型店では取り扱っていないことが多いので、大きな家電量販店で購入しました。 |
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シタデルカラーの強みは、水性で肌についてもとれやすく、匂いがしないのに、塗膜の強度がそれなりにあるので、うちのように家族の存在を気にすることなく塗装ができます。 ただ、弱みは売っている場所が限られていることと、何より高いこと。今回の3色揃えただけで、1キット買えるからね。 ベージュの部分をベース:MORGHAST BONEで塗っていきます。 |
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赤い部分は、コントラスト:FLESH TEARERS REDをひたすら筆で塗りたくりました。 一度塗っただけでもいい感じになります。 透明度が高いので、ベースカラーに左右されますが、今回は下地がもう赤いので、そのまま塗りました。 下地を白にしたら、また違う感じになったんでしょうね。 |
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塗ったくってこんな感じに。 凹んだ部分がシェイディングされるので、ベタッと塗った感じはなく、いい感じのムラができました。 塗り過ぎてドス黒くなったかも? |
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ハイライト部分にレイヤー:WILD RIDER REDを塗っていきます。 ベースよりも隠ぺい力は低いですが、イラストのように光が当たる部分に塗ることで立体感を強調することができます。 |
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3色塗りました。 それなりに見えるようになって満足! |
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シタデルカラーは元々「ウォーハンマー」などのミニチュアゲームのペイント用にイギリスの「ゲームズワークショップ」が販売している塗料だそうです。 最低限の塗装「バトル・レディ」と手間をかけた「パレード・レディ」の2段階のレベルがあったり、ベース→シェイド→レイヤーを使った「クラシック・メソッド」と、コントラストを使った素早く仕上がる「コントラスト・メソッド」など専門用語があるので、最初はよく分かりませんでした。 ただ今回やってみると、そのお手軽さと奥の深さにハマってしまいそうです。 高いけど! |
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腹部にはディティールがあるものの、メリハリが欲しかったので、ウォーグレイモンでも使ったウェザリングマスターのサビを塗りました。 | |
赤い部分には似たような色を塗ってみたのですが、粉っぽくなったので使うのをやめました。 せっかくシタデルカラーでぬめり感が出ていたので、それを消してしまってはもったいない。 試し塗りしてみてよかった。 ていうかこのウェザリング、美少女フィギュアのチークとかに使う感じのやつだったんですかね。 今後使うかなあ? |
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完成 | |
初シタデルカラーペイントによるザリガニ、完成しました! おお、近くで見るとどうかなあ、と自信がなかったですが、遠目で見るとハイライトがいい感じに見えますね。 けっこうリアルな感じにできたのでは? |
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上から。 こんな感じで食品サンプルとか塗れそう。 ロブスターならもういけるわ。 |
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裏側。 コントラストカラーで凹みに適度にシェイディングされているので、凸部をハイライトしました。 ただ、ハイライトって理論とセンスだよね。 ハイライトとか影とか、もっと絵の勉強しておけばよかったな、と思います。 未塗装状態と比べると大分違いますね。 焼いたらちょっと美味しそうだもん。 |
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可動はそのままなので、尻尾を畳んで後ろに逃げるポーズも。 リアル〜。 |
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鋏を持ち上げて威嚇! | |
鋏を近付けてエサを食べる。 鋏の突起に全部ハイライトを入れても面白かったかも? |
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口と手を交差させてもじもじザリガニ。 | |
飛行機のポーズ! ちなみにキットの成型色は、この赤、青、白の他にクリアーカラーもあるそうです。 クリアーは、いろいろと料理のし甲斐がありそうですね。うっすらピンクとか、クリアブルーとか……。 |
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尻尾。 エビフライにしたいですね。 細い面相筆がなかったので、結構太くてきとうに塗ったのが、アップにすると分かります。 せなすけさんの塗りの細かさとセンス、すごいもんなあ。 ああいうの、やってみたい。 |
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ウェザリングしたから凹凸がはっきりした腹部。 エビ・カニ感出てますね。 見た目はとってもグロテスク。 |
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前に塗装したガシャポンの金色のカブトムシと対決。 どっちも強そう。 |
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サタニクスガンダムにはやられました。 この後、鍋ですかね。 ロボットじゃないプラモデルは新鮮でしたし、組み立てるだけで見た目がリアルですごいキットでした。 また、シタデルカラーに挑戦したことで、更にリアルさを追求することができ、大満足です。 |