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V2アサルトバスターガンダム
磁石換装加工仕様
長らく商品化が待ち望まれたHGUC「V2アサルトバスターガンダム」が発売されたので、作ります!

パケ絵が美しい……。
個人的にかなりヒットなパケ絵です。
ランナーです。

V2ガンダム単体で発売されたものに、一部ランナーを追加した仕様です。

ビームサーベルなどのクリアパーツはなくなっています。単体版からから持ってくることも可能ですが、サーベルを使っているイメージはないので問題ありません。あったらよかったなあとは思いますが。
結婚式などで自分の趣味になかなか時間を当てられなかったので、久しぶりのガンプラ作りとなります。

と、ここで衝撃の事実が発覚!
これは、コンバーチブルモデルいわゆるコンパチという選択式のキットだったのです。
とりあえずどうしようか考えながら組みました。

コアファイターいらないからクリアパーツが欲しかったなあと思いつつ、換装しない素体部分がこちらです。

マンガなどでのキャラもあって、少し子どもっぽく見えてしまうのは私だけでしょうか?
換装パーツを並べてみました。

アサルトの追加パーツは、アストレイゴールドフレームと同じようなつやありの金色で成形されています。ここだけ塗装してもいいのですが、ウェルドもそんなに気にならなかったのでそのまま組むことにします。
そして、出した結論がこちら!
どどん!

磁石を内蔵して、完成後でも換装できるようにしたいと思います。

100均で見つけたネオジムを3セット買ってきました。前々から磁石加工をしてみたいなあと思っていたので、ちょうどいい機会です。
肩の加工です。本来は白い部分を丸々追加パーツに置き換える仕様なので、追加パーツをギリギリまで削り、磁石を仕込んで被せられるようにしました。
バックパックも同様に、ギリギリまで薄く削って被せられるようにしました。MGでもV2が発売されましたが、HGとは違って換装できるようのでしょうね。
フロントアーマー、脚部ハードポイント、サイドアーマーもパーツを削って磁石を内蔵しました。スペースの小さいフロントアーマーにはカッターナイフの破片を仕込んでいます。
制作途中写真はないのですが、この部分は困りました。被せるにも、ほぼ同サイズなのでどのように処理するか悩みました。模型誌の作例では幅増しして被せていましたが、なるべく加工をしたくなかったので、結局はギリギリまで削って被せる方向に落ち着きました。
これも悩んだ部分です。MGの商品化でも苦戦している部分らしいので当然ですが、バックパックの設定が混在しているので難しい所です。劇中では、一対のオーバーハング・パックをそのままパージしている描写もありながら、オーバーハング・パックからV字のミノフスキードライブユニットが生えているものも多いのです。

今回は、劇中同様にパージできるよう各部を調整しました。基部は、尾翼を挟み込むように装着するので少し安定感はないですが、ポロリと落ちないので大丈夫です。
軽量で高出力のメガ・ビーム・ライフルは無加工でいこうと思っていたのですが、砲身をスライドさせたいなあと思いはじめたので、見栄えは悪いですが、切り離して磁石で挟み込むことにします。
V2といえば光の翼でしょう!
しかし、本キットには同梱されておらず、プレミアムバンダイにて販売されていましたが、税込み1620円て・・・・・・。確かに、青とピンクの2種類の色で描かれましたが、そこまでディティールが細かいわけでもないのにその値段は手が出ないなあ。

というわけで、ジャンクの中からHGデスティニーを引っ張り出してきて、ミノフスキードライブの接地面だけ合うように加工しました。

これで十分!
左)最近は塗装を専らガンダムマーカーとつまようじで塗っています。

中)肩部分だけは合わせ目が目立つので、接着して色を塗ることにします。

右)金部分以外をつや消しクリアで吹いて完成!
V2ガンダム
V2ガンダムの完成です。

胸の部分と背面にあるミノフスキードライブによって作られる大きなV字が目をひきますね。アンテナのVと合わせてVが2つという造形だとか。

肩の水色はオリジナル配色となっています。本体のブルーと合わせてさわやかな感じになったのではないでしょうか。
単体版と同じ構造の本体ですが、磁石はこのように15箇所仕込まれています。

まさしくこれは、マグネットコーティングというべきでしょうか。

本体の重量は大きく変わらず、磁石同士の干渉もないので、無加工の物と同じように可動させることができます。
マルチプル・ランチャー装備型ビームライフルを構えて。

HGでは、左目の眼帯型センサーは付属されません。
ビームサーベルはグリップ部分しか付属せず味気ないので、羽を出したついでにデスティニーのアロンダイトも出してきて塗装しました。
これでデスティニーから光の翼と剣を引き継いだV2ガンダムとなります。ヒーロー然としていて違和感はあまりないかな。
アロンダイト振りかぶり。

先端に実体剣があって、刃の部分がレーザーなのは代表的なSEEDの武装ですね。
勇者パース。

対艦刀はかっこいいけど、取り回しずらいので、ウッソは嫌いそう。ていうか、分離変形するV2には収納スペースがない。

MGの完全変形するV2も発売されたから作ってみたいなー。
V2バスター
では、ここから磁石換装を利用して、V2ガンダムに武装を装着していきたいと思います。

これが追加武装です。手持ち武装以外は磁石や金属片が内蔵されています。
脚部にミサイルポッド、背面にオーバーハング・パックを装備することで、V2バスターガンダムの完成です!

全体的に、青味が増えました。
マルチプル・ランチャー装備型ビームライフルには、グレネードランチャーを装備しました。

遠距離用のメガ・ビーム・キャノンと近〜中距離用のスプレー・ビーム・ポッドで様々な射程に対応して射撃することができます。
ミノフスキードライブの黄色部分は付属のシールを貼って、つまようじでディティールに沿って凹凸をつけてあります。下部のパーツは一体の物より少しずれてしまいましたが、あまり手を加えずに削るだけで被せているのでしょうがないですね。
V2アサルト
続いて、V2アサルトガンダムです!

バスターと違い、両肩両膝と腰部に金色の装甲が追加されるので、ゴージャスな見た目になりました。

小学生だったころ、コミックボンボン巻頭のガンダム特集に載っていたこのV2アサルトの設定画に一目惚れして、レンタルで機動戦士Vガンダムを見は忌めましたが、ギロチンシーンがトラウマになり、やめました(笑)
腰のVSBRを展開。
加工していないので肉抜きが目立ちますね。劇中では上下にカバーが展開していましたが、本キットでは一体成型となっています。

左腕のメガ・ビーム・シールドは実体盾としてだけではなく、3基のバリアビットを展開して巨大ビームシールドとしても使えるかなりトンデモシールドです。
右腕のメガ・ビーム・シールドは軽量かつ高威力の武装です。

磁石が思いっきり露出していますが、スライドギミックを再現することができました。
V2アサルトバスター
お待ちかね!

アサルト装備とバスター装備を全乗せしたV2アサルトバスターです。バックパックのメガ・ビーム・キャノンとメイン武装のメガ・ビーム・ライフルが突き出していてまるでハリネズミのような姿となります。
射撃武装は近〜遠距離まで対応。

シールドは巨大なビームシールドを形成でき、防御面も完璧。

武装のため運動性は若干低下していますが、これだけ装備があれば、誰も近づくことはできないでしょう。
アップで。

頭部だけでもVの意匠は2つあるんですね。

青と金でかなりヒロイックな見た目となっています。
デスティニーの光の翼を加工して流用した光の翼。それなりにしっくりきていると思います。
背面から。

こっちもごちゃごちゃしているなあ。
ところでこのV2アサルトバスター、劇中ではほとんど活躍しません。ほんの数分しか登場せず、装備が撃破されていきます。

しかし、ゲームではアサルトバスターが最強形態として活躍することが多く、認知度はかなり高いです。自分も、Gジェネやフルブでよく使用していました。
ビームライフルを左手に持ち、メガ・ビーム・シールドも装備しています。これは、キットそのままでは再現できません。ビームライフルを手に持たせ、グリップガード部分にメガ・ビーム・シールドの持ち手をひっかけます。そして、シールドの背面に内蔵した磁石と左肘の磁石で接続することで、全装備をすることができるのです。
フルバースト!

これにはフルバーストの代名詞ともいえるフリーダム顔負けなのではないでしょうか。

メガ・ビーム・キャノン、スプレー・ビーム・ポッド、メガ・ビーム・ライフル、ビームライフル、グレネードランチャー、VSVR、マイクロミサイルポッドと様々な種類の武装がありますね。
光の翼を展開して正面から。

いやー、ずっとキット化を待ち望んでいたのでとても嬉しいです。
無加工では換装するには分解する必要がありますが、磁石換装できるようにしているので、このようにいつでも取り外すことができます。
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