1/144RG ゴッドガンダム
制作
 コロナ禍によるガンプラブームというか、転売ヤーによる買い占めで、なかなか欲しいプラモデルが買えない時代になりました。

最近はガンプラ熱が冷めて粘土ばかりやっていましたが、格闘戦主体のゴッドガンダムのリアルグレードは可動が凄い!という触れ込みだったので発売日に買いに行きました。

同時に買っちゃった名古屋旅行の思い出のシンカリオンZ N700Sヒダ
今回はバンダイが頑張って出荷数量が多かったらしく余裕で買えてよかったです。

腕組みするゴッド、かっこいい!
ランナー一覧。

武器やシールドは無いのでシンプルな感じ。
やっぱりRGは説明書の順序を無視してフレームだけ組み立てるのが醍醐味ですよねえ。

腕部はかなり複雑な仕組みになっていました。
アマプラに追加されたGレコを流しながら組み立てていきます。

かなりうにょうにょ可動して、もう楽しい!
イクスブラウの時からお得意のウェザリングマスターとリアリスティックマーカーを使って成型色をウェザリングしていきます。

黄色部分はパッケージの光沢がかったゴールドな感じに金色部分はウォーグレイモンの要領でシルバーとクリアーイエロー、クリアーオレンジを吹き重ねていきます。
今回、なんか顔が変だな〜と思っていたら、ひさし部分から繋がっている目の横の部分を切り落としてしまっていることに気付きました。

エポパテで何とか形をつくってごまかしました。
完成
完成しました。

かっこいい〜。

G・W・Xが子どもの頃放映していた世代だったので、とても懐かしい気持ちになります。

ゴッドガンダムは、いつものトリコロールながらどこか道着のような印象があります。フロントアーマーが長いからでしょうかね。デザイナーの大河原邦男によるとシャイニングガンダムから歌舞伎や袴の要素を取り入れているそうです。
横から。バックパックはそこまで大きくはないのでシンプルな感じです。
後ろから。

白と赤の背部スタビライザーが日本の国旗らしいカラーリングとなっています。

せっかく黄色いパーツを塗装するので左肩の一部も塗ってみました。元のカラーリングも残しておきたかったので、このように左右非対称になっています。
可動がすごいです。

股関節の位置を変えられたり、太腿が外側に一段階ズレたりするのはもちろん、足首周りも可動域があるので、ここまで自然に開脚して接地することができます。

足首はプラモ化込みデザインされたダブルオーも凄まじかったですが、ゴッドの場合はデザインを崩すことなく可動するのがすごいですね。
OPのポーズもできる!ということでしたが、これ東方不敗のポーズですよね。
手首が可動する平手もあるので拳法使いなポーズはお手の物。
爪先も可動するので、腕立て伏せだってしっかりできます。
胡坐もばっちり。
可動域の狭いフィギュアだと不自然になりがちな、やられポーズだってばっちり決まります。
全身を折り畳んで「参りました!」という土下座ポーズまで。

動かしていて楽しいキットです。
様々な可動が優れているRGゴッドですが、一番力を入れているだろう部分がこれ。

肩関節の部分が一段階折り畳まれており、展開すると腕を長くすることができます。
両方伸ばすとドラゴンガンダムやシェンロンガンダムのような異形な姿に。

この伸縮機構はこんな変なポーズのためではありません。
見よ!この腕組みポーズを!

OPでもこのいでたちで登場するので、とても印象的なポーズですが、普通の可動域では腕を胸の前で交差させて終わってしまいます。

このRGでは肩の部分が延長されるので、人間でいう肩を入れたポージングが可能となります。
人間よりゴツゴツした装甲が付いた状態で、人間らしいポージングを求めるという、面白い追求方法でした。
腰にはビームソードを装備。
二刀流。

日本刀のような形状をしています。
ゴッドスラッシュタイフーン!



分身殺法・ゴッドシャドー!

など技名をバーサスシリーズでしっかり叫ぶので、印象的です。
格闘戦機体ながら、頭部にはバルカン砲、肩にはマシンキャノンと近接牽制用の射撃装備があります。

肩のマシンキャノンはカバーを開くと3連装になるという不思議な収納形態。

胸部の円形の意匠やマシンキャノン、腕の爪がウイングガンダムのデザインに繋がったとか……。
ゲームでは、必殺武器ではない牽制用なのに「バァァルカァン!!」と気合いを入れて叫んでいました。
RGのオリジナルギミックとして、シャイニングガンダムのように肩の白い部分が開き、内部に金色の放熱板のようなデザインが見えるようになってます。

ということでいろいろ展開状態。

個人的には開かない方がしっかりしていて強そうだったので、いまいち。

こういうのは面白いですけれどね。
コアランダ―の分離ギミック。

機体に対して羽が大きいので、小回りが効かずとても扱いづらそうですが。
コアランダー部分の側面にある背部スタビライザーは、開くように展開することができますが、その基部自体も可動します。

このように折り畳むと駐機形態のようにコンパクトにできます。
背部スタビライザーを動かすとポージングの表情の幅が広がります。

エネルギーを溜めて飛び立つ直前な感じに。
飛び立つ瞬間。

脚部の裏側はガバッと開いてスラスターを露出させられます。

脚が開くのはちょっと貧弱な見た目になってしまうのであまり好きではありません。
さあ、必殺のゴッドフィンガーを発動しようと思います。

手首を専用パーツに交換し、腕部プロテクターを前方にスライドします。このための内部フレームの可動機構だったのですね。
背部スタビライザーを展開し、ゴッドフィンガープロテクターと爪を持ち上げ、胸部のエネルギーマルチプライヤーを露出させることでハイパーモードとなります。

エネルギーマルチプライヤーはシールが選択式でしたが、今回は赤地にマークが描かれたものにしました。
バックパックにエネルギーエフェクトを装備。

特に言及がなかったかと思いますが、磁気フィールドが発生し、溢れ出るエネルギーが強調されます。

クリアーパーツが3枚付いただけですが、少しズレながらそれぞれ重なって配置されているので、綺麗なグラデーションとなっています。

ちなみに、このエフェクトパーツを見た妻が一言「ボンカレー?」と言ったのが衝撃でした。確かにそう見えます。

なお、その後違うという説明をすると、「仏?ブッダガンダム?」と言い始めたので、意外とゴッドガンダムに近い答えが出たので更に驚きました。

海外では宗教的にゴッドを名乗らずにバーニングガンダムという名称だそうです。ビルドバーニングが初登場した時に話題になりましたね。
胸部アップ。

エネルギーマルチプライヤーの部分のグリーンは成型色ままですが、とてもいい色をしています。

汚し具合とゴールドのメタリック具合がいい感じにメリハリが出せたと思います。

かっこいいなあ。

明鏡止水のゴールド版はそのうち出るのでしょう。買わないですが。
爆熱ゴッドフィンガー。

エネルギーフィールドが付くと一気に迫力が増します。

背部のエネルギー発生装置となるスタビライザーにはそれぞれ名前が付いていて、デカールも付属していますが、ごちゃごちゃするので付けませんでした。好みですね。
関智一さんの「ばあああぁくねぇつ!!ゴッド!フィンガー!!!」と熱い声が聞こえてきそうです。

あれ、映像の尺に合わせるための言い方だということが調べて分かりました。
エネルギーを溜めて……
石破天驚拳!

プレミアムバンダイでは専用のエフェクトパーツセットが発売されていましたが、まあそこまではいいかなとスルー。

最終回の石破ラブラブ天驚拳はネタにされがちですが、これまでの積み重ねを考えると、泣きながら笑える感動のシーンでした。
「左のゴッドフィンガー!?」

ということで両手でできます。
舞踏家にありがちなグーとパーを合わせた挨拶でおしまい。

可動がとにかく優れており、懐かしさも相まって久しぶりのガンプラはとても楽しめました。

今は水星の魔女がやっていて、ちょっとエアリアルを作ってみたいなと思ったものの、在庫があっという間に無くなっていてがっかりしてしまう状況なので、しばらくガンプラは作らないかもしれません。
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