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トライバーニングガンダム
大好きだったビルドファイターズの続編が始まる!ということで毎週楽しみにしていたビルドファイターズトライ。

主人公チーム3人とも、これまでのようなベース機体に少し手を加えたものではない、オリジナル機体というのが新機軸として打ち出されました。

今回は前半主人公機ビルドバーニングガンダムを改良したトライバーニングガンダムを作ります。

ここの変化は、これまでのビルドファイターズらしいマイナーチェンジとなっており、上手な手法だと思います。
ランナー一覧。

技のエフェクトパーツ、炎のエフェクトパーツ、各部のクリアパーツと、クリアパーツがふんだんに使われています。
本体をクリアパーツ無しで組んだところ。

ビルドストライクガンダムもそうでしたが、セイの機体にはRGさながらのフレームまで作り込まれていました。

最近のHG同様、フレームにパーツを被せていく形式となっています。
そこにクリアパーツを乗せるとこんな感じ。

一気にカラフルになりました。

クリアパーツをこんなに使っているのは、ガンプラバトルのガンプラならでは。
クリアパーツの上に被せるパーツがあるので、配置を確認したらクリアパーツ抜きで組みます。

いつものように足の甲や頭部を部分塗装し、リアルタッチマーカーでスミ入れをします。
スタンド穴に3mm棒を挿して、そのままつや消しを吹き付けます。

各パーツでばらさずに、このまんま吹いてしまう方法を、どこかの名人がやっていたので、入り組んでいない機体はこうしてやってしまいます。


この作業をしていたら、妻は「ガンダムってお尻の穴も再現されているんだね〜」とコメント。だから、ガンダムはロボットだから人間じゃないんだよ。
パッケージでは再現されているのに、キットでは手の甲の内部が空洞になっています。

誰しも思いつきそうな加工ですが、クリアパーツのランナーを形に合わせて削ってハメこむことで、手軽にディティールアップできます。

ただ、本キットはハンドパーツが多いんだよなあ。
完成
完成、トライバーニングガンダム。

もともとは、前作主人公イオリ・セイが第11回ガンプラバトル選手権世界大会用にフルスクラッチした機体で、聖鳳学園ガンプラ部の部室に展示されていたドムの内部にビルドバーニングガンダムが隠されていました。

それをセカイがドムとして使用し、戦闘中にライトニングガンダムのビームライフルの直撃を受けたことで外装が剥がれ、ビルドバーニングガンダムとしての姿を現しました。明らかにビームライフル貫通していましたが、あれは一体・・・・・・?RGシステムパワー?

ラルさんは「あの機体は!?」とか言っていたから、以前に見たことがあるらしいが、劇中ではあまり言及されず。

全日本ガンプラ選手権西東京予選大会を経て、全国大会に向けて改良を施したのがこのトライバーニングガンダム。内蔵されていた各部のクリアパーツをさらに増やし、プラフスキー粒子貯蔵量を増加させた。機体ポテンシャルが高まったときに、ビルドバーニングではオレンジ色に変化したが、トライバーニングではクリアパーツが炎のエフェクトが形成されます。
主人公であるセカイは当初ビルダーとして素人で、セイから予備パーツ一式を譲渡されたこともあります。あれはメダロットのデュアルモデルを思い出した。

戦闘スタイルは徒手空拳による格闘戦を行い、武器を一切使わないという潔さ。

ファイターであるセカイの次元覇王流拳法により非常に高い攻撃力を発揮しますが、毎回Gガンダムの明鏡止水風エフェクトと「じげんはおーりゅー!」が連呼されて食傷気味になってしまいました。

セカイは「弾切れがない!」とキジマ・ウィルフリッドに豪語していましたが、炎エフェクトを形成したり、炎の鳥のような技を飛ばしたり、粒子で足場を形成して踏み台にしたりするなど、他の機体に比べ、粒子を応用している部分もありながら、かなり激しく消費しているように思えました。


横から見ると、背負い物のない、すっきりとしたシルエットであることを確認できます。
後半には「アシムレイト」という概念が登場。

無印ビルドファイターズでは、「遊びだからこそ本気になれる」とホビー要素があったガンプラバトルですが、アシムレイトはファイターがガンプラと精神的に一体化することで機体の性能は3倍以上となるが、ダメージがフィードバックされるなど、前作を台無しにするガチバトルになってしまった印象。

バトル物と青春物、恋愛物のバランス感もあんまりハマれなかったんだよなあ。

楽しんではいましたが。


後ろから見たときに、各部のクリアパーツが直線状に見えるのが特徴的。

装甲部分が増えているので、ビルドバーニングよりマッシヴなスタイルになっています。
何といっても可動範囲が広い!

胸の左右ブロックごと引き出したり、手首が可動したりするので、人間らしい格闘ポーズを決めることができます。

ただ、肩がすっぽ抜けやすいという点はそのままだそうです。
各部のクリアパーツがブラックライトに反応して、きれいに発光します。

拳に仕込んだパーツも同じものを使っているのでいい感じ。

ツインアイには、メタリックシールに蛍光クリアブルーを吹き付けたものを貼っています。
ビルドバーニングでは凄まじい放出量で、技を出した両腕が自壊してしまったことから、各クリアパーツ周辺の装甲を分離して露出面積を拡大することが可能。

キットでも同じようにカバーパーツを外して、最大開放状態を再現することができます。
当然、クリアパーツの露出面積が増えるとブラックライト発光の面積も増えます。
エフェクトパーツを抜いた付属品はこの通り。

ハンドパーツが、握り、武器持ち手、平手、表情付き平手と左右4種付属し充実しています。

武器は一つもありません。
アクションポーズ
拳法家らしいポーズと言えば「機動武藤伝Gガンダム」よりマスターガンダムのポーズ。

ぴっちり閉じたハンドパーツがあるだけで拳法家っぽい!
これもマスター風。

よく動いてポーズが決まるのですが、各部のクリアパーツがポロポロ落ちてしまうので、若干ストレスに。
ゴッドガンダムの石破天驚拳風。

かめはめ波とも言えるかな?
これもゴッドガンダム風。

ゴッドガンダムの英名がバーニングガンダムなのは偶然だそうですが、頭部や胸部が少し似ているように思えます。
流れるようなポーズも、手首可動によってばっちり。

製作当時発売されたロボット魂のゴッドガンダムに導入された膝関節ロール軸を、トライバーニングにも施して、膝を入れる動きをできるようにしたいなあ、と思っていましたが結局加工はしませんでした。
劇中再現 第1話
第1話では、ドムに偽装されたビルドバーニングガンダムでしたが、ドムのままでも次元覇王流を繰り出していました。

何より、ホバー走行するはずのドムが歩くシーンが見られただけでもレアでした。

そして、ドムによる真剣白刃取り。
ユウマのライトニングによるビームライフルの直撃を受けたものの、中から登場したビルドバーニング!

本キットはトライバーニングですが、似ているので勘弁・・・・・・・。

あまり似ているキットは購入したくないので、トライでは後期主人公機体を待っていたのでした。
背面にゴッドガンダムの光輪のような炎のエフェクトパーツを付けて決めポーズ!

第1話ではミライ姉ちゃんの乱入で戦闘が終わってしまいました。

この、新機体が登場し、「限界なーんてなーい」と主題歌かかったところが、シリーズ最高に盛り上がったところだ、と主張する人もいますが、共感できます。
次元覇王流!
次元覇王流 聖拳突き

いわゆる「正拳突き」

どうして「聖」なのかは突っ込まれず。

威力は凄まじく、敵機は攻撃を受けた際の衝撃で遠くまで吹き飛ばされてしまう。

第1話でドムとしても使用。
次元覇王流疾風突き

緑色のエフェクトを出しながら、拳を突き出して突撃する技。

プラフスキー粒子の衝撃波で突風が生み出され、バトルフィールド範囲外にもプラフスキー粒子が広がっていました。

第1話の「風を呼ぶ少年」のタイトルと呼応した演出でしたが、それ以降この「風」感がなかったなあ。「新しい風が吹く」という意味だけなのかもしれない。

あと、拳を交わすことで相手の気持ちが分かる演出も、中途半端だったような感じ。

セカイが妙に卓越した精神境地にいたり、お菓子の箱にガンプラ入れてなくしたりとあまり感情移入ができなかったんだよなあ。
次元覇王流 聖槍蹴り

第2話「結成!トライ・ファイターズ 」で初登場。

空高くジャンプし、足を高く上げ、正面で見切りポーズを決めてから放つ蹴り。

無駄に決め決めな所は好き。

やられ役のカマキリ男の機体がカマキリカラーのアグリッサだったのはナイスチョイス。

疾風突き同様緑のエフェクトがきれい。
次元覇王流 蒼天紅蓮拳

第3話「その名はギャン子」で初登場。

機体をスピンさせながら繰り出すアッパーカット。

水上から出ながら放ったり、スガ・アキラに受け止められたりと、ちょい技感があったのですが、その後、第10話「ガン☆コレ」で姉ミライのプチッガイが思いっきり決めたことで印象が変わった技。
次元覇王流旋風竜巻蹴り

同じく第3話で初登場。

とにかく回る技で、ウルトラマンによくある「回転したらなんとかなる」をガンプラで体現。

機体を高速で回転させ、竜巻状の激しい気流を発生させることでミサイル撃墜するこの技には、ギャン子も「なんなのよその技は!」と驚くしまうほど。回転後に、遠心力を利用して蹴りを放つが、こっちは割と普通の勢いのある跳び蹴りでした。

技の出が派手なので、第9話「決戦のソロモン」ではウイニングナックルによる聖拳突きのフェイントとして使ったことも。
次元覇王流 流星螺旋拳

機体とファイター自身を同化させるアシムレイトでは、宇宙空間の認識にズレがあります。そのため、第5話「憧れと挑戦を胸に」ではプールで特訓したことで、ガンプラとファイターの動きをシンクロさせることに成功しました。

宇宙空間では、粒子で足場を作って駆けるという、ガンダム世界ではありえない発想で会場の度肝を抜きました。

そして、ガンプラとファイターの動きをシンクロさせた!すごい!という流れだったのに、それを断ち切るように手首を回転させ、粒子を纏わせて繰り出すパンチ。

ここでも莫大な粒子放出量を見せ、ミナトにさえセイの機体だと気付かせるほど。どんだけ第11回大会でセイは粒子放出量を見せ付けたのでしょうか。
次元覇王流 弾丸覇岩拳

第6話「戦場の支配者」で、成練高専が操るEz-8のカスタム機Ez-SRとの戦闘時に披露。

ドラグナーばりに近接戦、遠距離戦、電子戦それぞれにカスタムされたチームに苦戦するチームトライファイターズ。

突破口を開くため、右手に装備したウイニングガンダムのパーツで、高高度から地面に対してウイニングナックルを放ちました。その衝撃波で、通信障害を引き起こしたバグを蹴散らし、勝利を勝ち取ることができました。
次元覇王流 閃光魔術蹴り

第7話「素組みのシモン」で初登場。

SEED好きとしては注目のエピソード。

ライバルであるシモンはデスティニーだし、その僚機はムラサメとウィンダム。シモンの弟の病室にはグーンやデュエル、バクゥが並び立つSEED推しの回でした。

デスティニーも主人公ともども不遇な機体なので、ジャスティスのように改造したいなあ。

ただ、無印ビルドファイターズを手放しに最高傑作だと評する自分にとって、続編トライでの不満点の一つはBGM。フェリーニと決闘や最終局面で流れ「Allied Force」が今回も使われて、これまで印象的だった曲が何度も使われて劇中のシーンが安っぽく思えてしまうのでした。

肝心のデスティニーはひたすら武装を消費しながら、最後は徒手空拳に。

ビームライフル、高エネルギー長距離ビーム砲は衝撃でパージさせられ、アロンダイトは一瞬で振り払われ、フラッシュエッジ2は難なく蹴り落とされる様は、呆気ないものでした。

ただ、どんな出番であれ、ビームシールドも含め全武装を見せてくれたのは高ポイント。

ウイングも外れ、最後にはパルマフィオキーナを握ってボクサースタイルで突進。いやいや、掌のビーム砲なのに握ったら意味ないじゃん!と突っ込む間もなく殴り合いに。

しかも、ビルドバーニングの顔面を握って本来の使い方であるパルマフィオキーナを発動しているのにノーダメージ。

そして最後には、空高くジャンプしたビルドバーニングの蹴りで膝関節を砕かれ、間髪入れずに膝蹴りを顎に食らってバトル終了。

今回はバルバトスに相手役をやってもらいました。

これ、調べてみたら武藤敬司のプロレス技「シャイニング・ウィザード」なんですね。次元覇王流じゃなくてパクリ技じゃん!
次元覇王流 波動裂帛拳

拳に纏った粒子の炎を地面に叩きつけ、地表を走らせて攻撃する技。

戦隊ものでありがちな技かも。

空中の敵機に対しても攻撃が可能だが、地面の無いバトルフィールドでは使用できないと思われます。

どうなんでしょ。
第13話「ビヨンド・ザ・ナックル」にて、ビルドバーニングがチューンされた上、プラモと一体化するアシムレイトを発動したことで、放つことができるようになりました。

ただセカイくん「ビルドバーニングが俺の思い通りに動く!あれが出せる!」って言ってからこの技を出しましたが、もしかして生身でも出せるのかよ、こんなん!?

しかし、お互いにライバルと認識し始めたキジマ・ウィルフリッドに受け止められてしまうのでした。

キジマ・ウィルフリッド操るトランジェントガンダムとビルドバーニングの戦う様はGガンのドモンと東方不敗そのもの。








こういうロボット格闘技物では「GEAR戦士電童」の技の演出がかっこよかったなあ。波動龍神撃、閃光雷刃撃、疾風三連撃などなど……。止め絵で筆文字の技名が入るのが、ベタだけど必殺技が決まった!という感じで好きでした。

スパロボMXの「旋風回転脚!続けて!爆砕重落下!」が特に大好きで、たまに動画を見たくなります。
カミキガンプラ流奥義 鳳凰覇王拳

同じく第13話で初登場した技。

波動裂帛拳を受け止められてもなお戦い続け、ボルテージが最高に高まった時。

「行けるぞビルドバーニング。俺達はまだ行ける!その向こう側まで!」

ビルドバーニングが炎に包まれ、鳥のような手の動きのしたかと思うと、両腕から粒子の炎が収束し、巨大な火の鳥が放たれました。

それは、次元覇王流ではなくセカイが独自に編み出したオリジナルの技で、統立学園のシキ兄弟によると威力は計測不能。フィールドの赤い月のオブジェクトをクラッシュさせ、ステージチェンジさせるほどの破壊力でした。凄まじい威力を持っていますが、ビルドバーニングではその大量の粒子放出に耐えられず両前腕部が自壊してしまいます。

破壊力に会場が唖然としている中、フィールドチェンジと共に「明鏡止水」がかかるのは超かっこよかった。

第14話「好敵手」では、この技に耐えられるようにクリアパーツの露出を増やしたトライバーニングに改修されました。写真3枚目はユウマによる製作前のイメージ。

第15話「新生!トライファイターズ」では、なんとこれを片腕で打ち出し、敵機を一撃で撃破。

すげー必殺技感があったのに、一気に通常技になってしまってしまいました。もっとこの技を生かしてほしかったなあ、と思います。

無印ビルドファイターズのように、連投してビルドナックルみたいな必殺技になるんだろうなあと思ったけど、その技名が出たのは結局最終話。

第25話「僕たちのガンプラ」のメイジン杯でカミキバーニングガンダムとして登場し、ようやく「カミキガンプラ流奥義 鳳凰覇王拳」と命名されましたが、これが宙に放たれて終わりというなんとももやもやする感じ。

セカイが自分流の技を見つけたという話なんでしょうけど、もっと先に名付けをして、通常技ではなく決め技としてがっつり主軸にしてほしかったというのが個人的な感想です。
第20話「折れない心」での同門のジュンヤ操るディナイアルガンダムとのバトルでは、未だに技名不明な分身攻撃を編み出しました。

ジュンヤは合気道やボクシング、中国武術の八極拳などの様々な格闘技を身に着ける努力型かつ天才型のファイターですが、強さに執着するあまり弟弟子であるセカイに妬み嫉みをもっている面倒くさい奴。

何気に、目潰しや金的も狙ってきているんですよね。金的はどうにか手でガードできていましたが。

遂に、アシムレイトでトライバーニングもセカイもボロボロになって戦意を失いかけたその時、トライバーニングに内蔵されているRGのコアユニットである粒子貯蔵庫から直接粒子が吹き出し、機体が輝き始めました。

いやーこれはBGMが卑怯。1期の超名曲かつ鉄板BGM「GUNDAM BUILD FIGHTERS」がかかったら盛り上がらないわけがない!

しかも、ただでさえ第1話で驚いた明鏡止水エフェクトがいくつもいくつも出てくる出てくる!

セカイは、次元覇王流拳法とガンプラバトルを融合させた技を放ちます。「聖拳、疾風、蒼天、覇岩、閃光、流星、裂帛!」の掛け声と共に、粒子で出来た七色の分身がトライバーニングから放たれ、青の聖拳突きと緑の疾風突き、赤の蒼天紅蓮拳、黄の弾丸覇岩拳で左右に揺さぶり、白の閃光魔術蹴りで体勢を崩したところを、紫の流星螺旋拳で仕留め、オレンジの波動裂帛拳をお見舞いしました。

最後に、本体が相手に添えた手を爆熱ゴッドフィンガーのような形にして、発勁のように粒子を解き放ってとどめを刺します。

セカイの憂いを帯びた表情とともに、演出がまたかっこいいんですけど、いまいちセカイの力で勝った感じがしないのが心残り。トライバーニングの機体ポテンシャルによって助けられた感じがしてしまうのと、後で冷静に考えたら分身の意味が分からない。「次元覇王流とガンプラバトルを融合させたて創造した技」とジュンヤはやられながら評価していましたが、普通はガンプラバトルで分身はできないよ?
武装
武装を持たないトライバーニングですが、試しにもたせていました。第3話「その名はギャン子」ではビームスプレーガンで射撃訓練をしていましたが、すぐに投げ捨てて次元覇王流を放っていました。

スターウイニングのビームマシンガン。

うーん、似合わない。

フォルムが丸っこいからですかね。
変形させてメガブレードに。

これはちょっと似合うかも?

でも、青龍刀とかの方が絶対似合うでしょう。
チームの合体技として、ウイニングナックルの胴体部分をビルドバーニングの右腕に装備し、ウイニングナックルとして戦っていました。

第9話「決戦のソロモン」では、ウイニングナックルをVガンダムアメジストとGボンバーの合体ガンプラに弾き飛ばされてしまいました。その代わりに、ウイニングガンダムのコアファイターを拳に装備し、バックウエポンシステムで加速して最後の一撃を繰り出しました。この時、ビルドバーニングが赤く燃え上がり、アシムレイトを本格的に発動し始めたのでした。

どちらもパワーアップ後ですが、再現。
第24話「ファイナル・バースト」では、トランジェントガンダムとのバトル中に、ついに機体から放出される炎で、名称不明の炎の剣を作り出します。 ジュンヤが戦いのヒントを教えてくれたおかげで生み出せたというちょっと熱いエピソード。

長さも迫力も足りませんが、パンチエフェクトの一番長いのを持たせてみました。

キジマ・ウィルフリッドの「戦いの中で進化しているのか・・・・・・」に対してセカイが「俺は半人前だから、やらなきゃいけないことがいっぱいあるのさ!」と返すのは、セカイの劇中での立場と楽しんでいる状況を表すなかなかいいセリフでした。
第24話「ファイナル・バースト」では、トライバーニング、ライトニングガンダムフルバーニアン、スターウイニングの3機のポリキャップを統一していたため、決勝戦で破損した所を補って一つの機体にすることで、延長戦であるリーダー対決でも全力で戦うことができました。

その時の頭部だけ再現。アンテナ部分をスターウイニングガンダムにしています。でかい。

仲間のパーツを使って組み替えるという、無印ビルドファイターズ最終話でもあった、ガンプラならではの熱い展開です。

脚部にライトニングのブースターがありましたが、アンバランスながらトリッキーな格闘戦ができそうな感じでした。
背部に装備したスターファンネルを使い、円形の粒子ゲートであるプラフスキーパワーゲートを形成することができます。

無印でも発射した粒子ビームの出力を強化したり、通過して加速したりしていましたが、バーニングバーストシステムを発動させて全身の炎を身に纏い、プラフスキースターゲートを通ることで自らを火の鳥と化して突撃していました。

激突したトランジェントとはこれでもかというくらい衝撃波の演出を見せてくれました。

ボロボロになりながらも勝利。

この他、対トライオン戦や最終決戦でビームの攻撃力を高める万能サポート武器として大活躍していました。

特別編アイランド・ウォーズでは、プラフスキーパワーゲートを通過することで味方機体をプラフスキー粒子に変換して吸収し、融合することで強化する という新機能が搭載されていました。挙句の果てにSDの神様まで召喚してしまう何でもありな感じにはびっくり。


ところで、最終話の登場人物の作画とセリフから、笑顔と楽しさの押し売り感を感じたのは私だけでしょうか。演出はよかったけど、もやっとしたんだよなあ。そして、次元覇王流はマイナーだって言ってたのにオープニングにあった師匠のシルエットはまんまドモンでしたね。最初はファンサービスって言ってたのに、どうしてそうなった。
パンチ・キックエフェクトパーツ
武装が頭部バルカンすら一切付属しないトライバーニング。

付属品として、エフェクトパーツが付属します。

まずは、炎のように燃え上がったオレンジ色の拳パーツ。

一体成型で肉抜きがありますが、クリアーパーツなのであまり気になりません。

ただ、通常の手首よりやや大きいためか、手首を元に戻すと少しゆるゆるになってしまいました。

色にインパクトがあるので、これだけでもかっこいい。
さらに、拳パーツに被せるパンチエフェクトがあります。

四方向に差し込むエフェクトは小・中・大の3種類あり、シチュエーションによって使い分けることができます。
同じように、キックエフェクトも付属。

脚部の切り込みに差し込むのでばっちり固定されます。

パンチエフェクトよりも大きめで、迫力があります。
バーニングバーストモード
カバーパーツを外すとクリアーパーツを最大露出状態にできます。

劇中はこのままオレンジ色に発光していることもありました。

ここから炎のように粒子が出てくる設定です。
プラモ的には、カバーパーツごとクリアパーツを全て外し、エフェクトパーツを取り付けます。

とってもシンプルなシルエットになりました。
エフェクト一覧。

トライバーニングは荒ぶる鷹のポーズで。

差し替えが多くて大変。
全身に炎のようなエフェクトを装着することで、バーニングバーストモードを再現。

粒子放出量が最大限まで増大していることを炎で表現しているのは、なるほど!と思いました。
せっかくなので、右半身を通常時、左半身に炎エフェクトを装着した状態。

すっきりとスタイリッシュなシルエットから炎が噴き出し、荒々しさを感じる見た目になりました。
ブラックライト発光。

それぞれ綺麗に発光してくれるのでとってもきれい。

今回のレビューで一番お気に入りの写真。
アシムレイト時に発生する炎のように放出される粒子をコントロールすることでバリアとして機能させることもできます。

もう何でもありの世界ですね。

ビルドバーニング時代も、ギャン子とシモンとの特訓で会得したクリアパーツ部分からピンポイントで粒子を放出し、シールドを使っていました。これを教えたのが盾のギャン子と、ボクサーのシモンで、それぞれの個性が生かされた感じがしていいエピソード。
バーニングバーストしながら決めポーズ。

うちの妻は「火事なの?」と言っていました。

確かに、炎上と言えなくもないか。
バーニングバーストモードでパンチエフェクト。

ドラゴンボール並みのオーラと迫力。

ガンプラで武器を構えずにこうしたポージングを楽しむのは、なかなかなかったので新鮮。
ブラックライト発光。

炎のエフェクトパーツも反応するので、ブラックライト発光の楽しみ方が2倍!
ダブルパンチエフェクト。

「カミキガンプラ流 聖拳双連撃!」とかアレンジ技が後半にどんどん出てきたらトライ事態の印象が変わっていたかも。

特別編アイランド・ウォーズでは、カミキバーニングガンダムが両手から鳳凰覇王拳を出していました。あれも技名が欲しかった。
「カミキガンプラ流 爆熱聖槍蹴り!」なんて技もどうでしょう。

蹴りに圧縮した粒子を込めて、敵機に与える衝撃と共に粒子を開放して爆発を起こすとか。

こんな風にオリジナル技を考えるのも楽しい。
別角度から。

持っている魂エフェクト3種BURNING(RED)、IMPACT(Beige)、EXPLOSION(Red)を全部使ってみました。
これもオリジナル技

「カミキガンプラ流 流星螺旋弾丸拳!」

両手首と片足首を回転させながら、敵に体当たりする大技。

要は、全てのエフェクトを使用しました。
仮面ライダーフォーゼ風に立たせてみました。

ブラックライト発光させたら、火の玉のお化けみたいな。
共演
グレンファイヤーと共演。

燃え盛る同士ですし、どちらも単純な熱血タイプなので一バトルしたら、すぐに意気投合しそう。
プチッガイと。

この2体が一緒に戦う描写はありそうでなかったですが、特別編アイランド・ウォーズではママッガイがサイコガンダムに対して閃光魔術蹴りをしていましたね。

いろいろとんでもねえ。
まとめ
魂エフェクトを使って火の鳥っぽくした「カミキガンプラ流奥義 鳳凰覇王拳!」で終わり。

これが決定版だと思って購入しましたが最終話でカミキバーニングガンダムとなってさらにパワーアップしていました。

太刀を使ったり、特別編アイランド・ウォーズではエフェクトをファンネルのように飛ばしたり、左肩がビーム砲だったりしていましたが、バーニング系は基本素手で戦うということで、新鮮な感じでブンドドすることができました。

ということで、クリアパーツがポロリするのさえ目を瞑れば、今まで触った中で一番ポージングしていて楽しいガンプラでした。
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