シンカリオンZ
H5ホクト セット
2022年の33歳の誕生日では、ずっとシンカリオンが欲しかったのでアマゾンに注文しました。

モデロイドは作ったことがありましたが、やはりプラレールサイズの大きい本家をガシガシ変形させて動かしたいのです。
わざわざ有料のラッピングとメッセージカードを付けてみました。

子どもたちがクリスマスプレゼントや誕生日プレゼントをわくわくしながら開封するのを「いいなー」と思っていたのです。

自分でお膳立てするのが、大人です。
北海道に住んでいるから地元シンカリオンが欲しい、ということでシンカリオンZ H5はやぶさと、拡張パーツとなるザイライナー261ホクトのセットを手に入れました。

少しでも親しんでもらおうと長女(5)とH5登場回を見ると、女の子運転士のメーテルに食いついていました。
シンカリオンはプラレールが並んでいるパッケージなので、薄く大きいパッケージとなっており、情報量が多く分かりやすいです。
一緒に開封しました。

長女はパズル好き、次女(2)は乗り物好きなので、それなりに楽しんでいました。
シンカンセンモード
まずは、シンカリオンZ H5はやぶさのシンカンセンモードです。

変形のための分割線が見えますが、きちっとハマっていて知らない人にはただのプラレールにしか見えないことでしょう。
子どもの頃から馴染み深いジョイントで連結しています。

前シリーズの無印シンカリオンでは、別売りの動力車に付け替えることで動くようにできたようですが、スイッチの穴がないため非対応のようです。

普通のH5のプラレールを買えばいいんでしょうかね。
先頭車。

実は本物をこの目で見たことはないのですが、地元の新幹線ということで他の車両とは別格に見えますね。

鼻の長い流線的なシルエットが美しい。グリーンの塗装も綺麗で、北海道ならではのラベンダーなどをイメージした彩香パープルが映えます。
最後尾は黄色いランプが消灯し、横の赤いランプが光っているように塗装されています。
先頭車のジョイントはサイドに板があり、補強されている感じがします。

北海道とはやぶさの意匠が合わさったロゴのシールが貼られています。
正面から。

つるっとした塗装がとても美しいです。
続いて、セットのザイライナー261ホクト。

札幌公共交通合体ロボではブルーのカラーリングの車両を製作したように、このホワイトカラーは馴染みが無かったのでまだ見慣れません。
横から。

在来線のザイライナーは1両編成です。
正面から。

頭が盛り上がっているような形状をしていますが、正面から見るとそれが分かりません。

しかし、独特なカラーリングですねえ。雪国らしいと言えばそうですが、黄色と紫の組み合わせはちょっと毒々しさを感じさせますね。雪の中で走行する際に警告するための色なのでしょうか。
鉄道は詳しくないので名称が分かりませんが、天板にある出っ張り部分もちゃんと造形されています。

視認性の高そうな操縦席部分がメカメカしくてかっこいいです。
H5はやぶさと261ホクトが並走。

新幹線の速さには在来線は勝てないのでしょう。
シンカリオンに変形させなくても、転がし走行のできるプラレールとして楽しむことが出来ます。

次女(2)は大いに楽しんでいました。
ついでなのでマクドナルドのハッピーセットと。

赤いE6こまちと黄色いドクターイエローが手元にありました。
ドクターイエローはプラレールとしてラインナップされていたので、連結器を使って繋ぐことが出来ました。
一方、E6こまちの方はシンカリオンとしてのラインナップだったので連結器はありませんでしたが、H5はやぶさのカバーを開いて、E5はやぶさとE6こまちの連結風に並べることが出来ます。

Youtubeの動画を見せると、長女(5)が喜々として再現していました。
武装も含めると、これらが入っていました。

これだけでも十分楽しいですが、ロボット形態にしてみましょう。
チェンジ!シンカリオンモード
まずはシンカリオンH5はやぶさを変形させます。

中間車両にはカンジキシールドとゴーグルを取り付けることが出来ます。
それぞれバラした状態。

シンカリオンは2015年から半自動変形ギミックのある旧製品版、アニメに合わせDXS版としてリニューアル、そして2021年からは「シンカリオンZ」として新たに商品展開しています。

旧製品版では先頭車両同士が連結してから変形します。DXS版でもパーツが位置を変えて変形する流れを汲んでいますが、Z版ではバラバラに分解して組み直すブロック玩具のような機構となっています。

中間車両は武器を収納しておけるようになっています。
先頭車両は前半部分が胴体、後半部分が腕を構成するので、分解して変形してから、違う部分に接続します。

運転席部分がヒンジで前にスライドし、頭部ごと腕の接続基部がせり上がり、胴体を引き起こすことでロックされます。

これまでのシリーズは触ったことがありませんが、無駄がなく、洗練された機構だなあということが伝わります。
最後尾の車両は、一度バラし、位置を付け替えることで脚部となります。

腰部フロントアーマーを折り畳み式にすることでうまいこと内部に収納できるので、よく考えられているなあと感心しました。
基本的にE5はやぶさのリデコ品なのですが、メカメカしい兜ではなく紫色の髪の毛のような頭部が独特で面白いです。
ここに、ドウサンゴーグルという、はやぶさと北海道の意匠のロゴマークがモチーフのゴーグルを装備することで、更に一線を画す印象となります。

後々のスキー装備としても説得力のあるパーツです。軟質パーツでカチッとはハマりませんが、スルっと差し込めます。

肩パーツを上げて怒り肩に出来るのもポイント。
どうせなのでハッピーセットもチェンジさせます。

E6こまちのシールは長女(5)が貼りましたが、曲面が多くガイドもないのでめちゃめちゃ苦戦していたので、結局貼り直しました。

ドクターイエローのブルーのラインは低めに貼ってしまい、後悔……。
プラレールとしてのドクターイエローは連結器を出せるギミックがあります。

シンカリオンとしてのE6こまちは、中に頭部と脚部のパーツと、胴体部分のパーツが入っています。
これらを組み合わせることで、シンカリオンZ E6ネックスとなります。細かいですが、脚部の形状がちゃんとネックスですね。

恐らくハッピーセット史上、一番シールの数が多いので全国の親子さんを苦しめたと思われますが、シンカンセンモードとシンカリオンを同時に飾れるのはなかなかよいアイディアなのではないでしょうか。
変形完了しました。

シンカリオンZ H5はやぶさです。

ロボットしてのプロポーションもよく、可動もするし、関節もしっかりしているので、この時点でとても満足しています。

窓の部分が塗装されていないので自分でやってもいいのですが、これはこれできれいなのでいいかなあ。
横から。

腕の装甲がスライドしてちょっとズレたり、くるぶし部分の装甲が折り畳まれてすっきりしたりと、やらなくてもいいけれど見栄えが良くなるちょっとした配慮があって感動しました。
後ろから。

知らなかったのですが、共通のジョイント穴が肩、腕、太腿といろいろな所にあって驚きました。

武器やパーツを好きなように装備できるので、集めれば集めるほど楽しそうです。
武装として、カンテラガトリングが付属。

無印アニメ版では発音ミク、Zでは月野メーテルと他作品とのコラボキャラかつ女性キャラが搭乗するH5ですが、武装のカンテラガトリングもかわいらしい雪だるまモチーフとなっています。

主人公機のリデコ品だから、このくらい差別化しないと。
カンテラガトリングを構えて。

無印ではカイサツソードを使った剣士のイメージだったので、そこでも差別化されています。
ドウサンゴーグルと同じ軟質パーツのカンジキシールドを装備。

劇中では雪のエフェクトでした。
E5のリデコなので、グランクロスも撃てます。
Z合体!
ザイライナーの261ホクトもバラシていきます。

前のシンカリオンでは車輪部分や連結器も一緒に変形していましたが、Zでは余剰パーツとなる割り切った仕様になっています。
爪先部分を引き起こし、踵部分の位置を付け替えます。

天井部分を爪先に装着することで、スキー板のように見立てることが出来ます。
脚部に変形できました。

武器としてホクトマシンガンが付属します。
Z合体してシンカリオンZ H5ホクトとなります。

261ホクトの脚部はH5はやぶさの物よりも長いので、身長が少し上がり、スタイルがよりよく見えます。

頭部、肩部に加え、武装と脚部に紫色が増え、パワーアップ感があります。
スキー板のようになっているので、腰を落として滑走するポーズも様になります。
共通ジョイントを使って、肩にカンテラガトリング、腕にはトンファーモードにしたホクトマシンガンを装備と付け替えて遊べます。

説明書にあった形態なのですが、アニメで拾われることはあるのでしょうか・・・・・・?
このように連結することもできます。

戦隊の合体武器のようで面白いです。

もう片方のカンテラガトリングはひっそりと太腿に付いています。
カンテラガトリングを縦向きにしたら、ロボットポンコッツの雪だるまのやつみたいな感じに。
連結してロングライフル!
ストライクフリーダムガンダムっぽいですね。

子どもたちと遊ぶ時に、ドウサンゴーグルを無くしそうだと思ってよけておいたのにも関わらず、書類と一緒に雑紙の袋に入れて車庫に持って行ってしまい、数日探し回るという事件がありました。

その時の写真。
カンジキシールドも装着できるので、滑走しながら乱射していくイメージ。
カンジキシールドは腕にも装着できるので、ビームシールドのようなイメージで装備することも出来ます。

せっかくのZ合体ですが、スキー部分があまりお披露目されなかったことと、武装が合体したホクトカンテラガトリングのガトリング部分しか映らず、ホクトマシンガンの性能が分からなかったことがいささか残念でした。
使わない部分はジョイントを使ってこのようにまとめておけます。
一応、余ったH5はやぶさの脚部や2両目、車輪部分を無理やり装備して余剰無しの全合体。

ウイングがあって迫力がありますが、変にゴテゴテして見栄えはよくないですね。
2歳の次女は乗り物大好きなのでとても気に入ったようでした。

あくまで「パパのおもちゃを貸してあげるからね」という形ですが。
ということで、念願のシンカリオンでした。

かわいいハッピーセット、変形できる食玩、3Dモデル寄りのモデロイドもいいですが、やはり本家のプラレールから変形できるおもちゃは、触っていてとてもわくわくしました。
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