軽量粘土
パウパトロール ラブル
制作
前回スカイを作ったら娘たちに大人気でした。

2歳の娘はずっと黄色が好きで、パウパトでもラブルが大のお気に入りです。

これは、学研のニューブロックで作ったアスタコです。パワーショベルなどの重機を見ると、必ず「ラブルだ!」と喜んでくれます。
ラブルを作るためということを理由にベーシックビークルを購入しました。

付属するフィギュアを参考にしながら、スカイとのサイズ差が出るように設計図を描きます。
キャラクタープレートなどで使ったパネルが余っていたので、芯材として使っていきます。

軽くていいです。
これにダイソーのふわっと軽いねんどを貼り付けていきます。

まずは芯材を固めて肉付けをしていくだけなので全然違う青色にしてみました。

この部分は絶対に隠れるということで何色でもよかったのです。
今回は最後に着色をせず、色付き粘土そのままの色を使っていくので、色ごとに粘土を購入して貼り付けていきます。

下地の青を隠しつつ、ベースの色となる白と黄色を貼り付けました。
顔はとても大切なので、下書きをしてバランスを考えていきます。

スカイと並べるだけで、もうわくわくしてきます。

ただ、この時点では青い頭部に線が描かれているので、整形手術の直前のような、人体模型のようなおぞましい感じになってしまっています。

夜にふと見たら怖かったです。
茶色に黄色と赤を混ぜて明るい茶色を作って貼り付けていきます。

パウパックとして背負うショベル部分の土台も組みました。
大体を覆ってラブルらしくなってきました。

色付き粘土なので楽だと思っていたのですが、混色した部分を修正をする際には、また複数の粘土が必要となるので、意外と手間でした。

粘土をいかに無駄にせず造形と色分けを両立するか、頭を使いました。
黒は黒目と首輪しか使わなかったので、ヘルメット部分の土台として嵩増しをするために使いました。
石粉粘土と違い、少々粘りがあるので、工作板にへばり付いたり、指にくっついたりとクセがありました。

なんとか麺棒で平面に伸ばして切り取り、少し曲げて乾燥させることで、ヘルメットのツバの部分を作りました。
爪楊枝を挟んだ工作用紙を耳の芯材として、粘土を貼り付けることで別パーツとしています。

右と左の耳で色が違うことと、右耳にはブチがあるのがポイント。
パウタグはパネルを切り抜いて表面に工作用紙を貼り、ガンダムマーカーのシャインシルバーで塗ることで、まあまあ金属っぽい感じになります。

ゲッタートマホークの時にお手軽でいい感じになったので、またやってみました。
肉球や工具も作りました。
完成
パウ・パトロールの重機担当、ラブルの完成です。

大阪弁でノリノリだったりおやつや昼寝が大好きだったりと、ムードメーカーでよくみんなの笑いをとっています。

ホッキョクグマの時と同じように目にニスを塗ったので、キラキラと輝いてかわいいです。
横から。

ブルドックの寸胴で頭部が大きい体形が可愛らしい。

力持ちな感じが伝わってきます。
反対から。

スカイの時よりも細かい装飾が無かったので、作りやすかったです。
後ろから。

軽量粘土は乾いてしまったらそれで終わりなので、表面仕上げが難しいなあと感じました。特に、ショベルの先の部分はパッサパサになってしまったので、鋭さがあまり出ませんでした。
頭部アップ。

大きな顎と太い眉毛で愛嬌のある顔をしています。

設計図を横からしか作らなかったので、ちょっと目が離れすぎたかも?と完成してから思いました。
パウタグ。

シャインシルバーがしっかり輝いてくれているので、工作用紙とは思えないでしょう。
ショベルの中心にもパウタグと同じものがあります。

左右のポシェットはチャック部分を付けています。

どうしても軽量粘土はカチッとした質感は出せないのですが、まあまあそれっぽく見えるのではないでしょうか。
ハンマーも。

中央のシャベルが展開するのはよく見ますが、左右の工具を使っているのは見た記憶がありません。

どうやって持つのでしょうね。咥えるのかな?
作るにあたって資料を集めている時に気付いた、右耳のブチ。

これを知っているのはなかなかの通ですね。
オプションパーツ。

今回はパワーショベルの展開ギミックを再現しなかった代わりに、帽子の着せ替えをできるようにしました。

ワンワンブギーの際のプレスリー風のカツラ、劇場版のアナウンサーの金髪カツラ、星形のメガネを用意しました。
カツラを作る際に、頭部への色移りを防止するためにラップを敷いて作業していました。完成後被せて飾っていたのですが、完全に乾いてはいなかったらしく頭頂部に色が付いてしまいました。ショック。
プレスリー風のカツラ。

ラップで頭部を覆ってから造形したので、もみあげもばっちりです
アナウンサーのカツラ。

これはこれで似合います。

あ、耳が少し取れてますね。
ダイソーの子ども用サングラスを掛けて。

ノリノリな感じです。
こっちのカツラでも。

ダンスが大好きなスカイとノリノリで踊っていそうです。
いつものヘルメットに戻して。

実物大サイズでこの2体が並んでいるとパウパトの世界観が一気に広がります。
足の裏の肉球もばっちりあります。
ということで、5歳の長女が大好きなスカイと2歳の次女が大好きなラブルが揃いました。

やはり石粉粘土に着色したスカイの方が仕上がりがよいですが、ダイソーの色付き軽量粘土は質感が劣るものの、手軽に作れるとよさがありました。

ちょっとずつ道具やノウハウも増えてきたので、また粘土で作ってみたいです。
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