HCMpro
エヴァンゲリオン初号機
満を持して公開したシン・エヴァンゲリヲンを、観ました。

ついに、観ました。

2007年の「序」、2009年の「破」は大学在籍中に、友人と映画館へ行きました。

そして大学を卒業し、社会人になってから2012年に「Q」を映画館で観て、衝撃を受けました。

それから9年。

9年ですよ、9年。

よく6年を例えとして、小学生が卒業しちゃうとか言いますが、9年だったら小学生が中学を卒業しちゃいますよ。

シンカリオン500 TYPE EVAは手元にあるけれど、やはりエヴァそのものが欲しくなってしまいました。
RGの初号機のプラモデルも発売したばかりでしたが、ちょうど店頭では売り切れていました。

ただ、RGはサイズがまあまあ大きそうだし、付属品も少なさそうだしなあ、と考えていたところに、近くの模型屋でハイコンプロの古いフィギュアがあるのを発見したので、手に入れてしまいました!
HIGH COMPLETE MODEL PROGRESSIVEというブランドは、2004年から2009年まで続いた、1/200スケールの精密完成品フィギュアでした。

エヴァは「序」の初号機と零号機しか発売されませんでしたが、この付属品の多さは随一だと思います。
付属品が多いので、一部組み立てる必要があり、ランナーが入っています。

ただし、彩色がされており、モデロイドスーパーミニプラのよう。
付属品一覧。

まとめると、ポジトロンスナイパーライフルとATフィールド、兵装ビルの3点です。
しかし!

この兵装ビルには物凄くたくさんの武装が詰め込まれています。
兵装ビルの中身を全部並べたら、こんなに!

わーい付属品たくさん嬉しいー!!
では、まずはエヴァンゲリオン初号機本体から。

小さい!

でもしっかり色分けもされており、初号機のシルエットとなっています。

小さいながらも様々な可動ギミックが内蔵されており、最初手にした時は、壊してしまわないか不安になるほどでした。
横から。

驚くべきは腕ですよ、腕!

なんと肘の関節が見当たらないのです。

恐る恐る触ってみたところ、曲がる!

なんと内部に針金が入っている軟質パーツでした。

ひゃー、おどろきー!


最初は直立させて飾っていた時は「なんか似ていないなあ……」と思っていたのですが、前傾姿勢にしたらしっくりきました。

エヴァって猫背なんですよね。
後ろから。

エントリープラグ挿入口の部分だけマーキングが入っています。

逆三角形だけど手足が細長いので、マッシブな感じはなく、エヴァ特有の独特なシルエットとなっています。
兵装ビルを使ってキックのディスプレイに。

弐号機がよくやっているというイメージ。
プログレッシブ・ナイフ。

エヴァの武器と言えばナイフ!

両手で構えて使徒と対峙する姿が、様になります。
腕に関節がないため、固定フィギュアのような自然なポージングになります。

かっこいいー!

バズーカ。

……バズーカ?

ガンダムでは定番の武器ですが、あまりイメージはないです。

肩に担いで構えることができます。
脇に抱えることも。

左用の武器持ち手はないのですが、武器と一体化しているカウンターソードだけなら両手に武装できます。
バズーカは兵装ビルの外側に懸架することができます。

兵装ビルにはフットペダルがあるので、シャッターを開くシーンを再現できます。

また、アンビリカル・ケーブルも付属するので、兵装ビルから、または画面外から電力供給しているイメージで飾れます。
兵装ビルの表側のシャッターを折り畳むことで、パレットガンが取り出せます。

「シンジくん!近くの兵装ビルからパレットガンを装備して攻撃して!」

というシチュエーションをイメージして遊ぶことができます。

たのしー!
アンビリカル・ケーブル断線!

のイメージで飾ると、内蔵バッテリーのみになった緊迫感が出ます。
両手でパレットガンを構え。

個人的にはパレットライフルという名称の方が馴染みがあるのですが、説明書に書いてあるからパレットガンで。

劣化ウラン弾を発射するといういかにも危なさそうな名称を覚えています。
左肩にソードマウントを装備してマゴロクソードとカウンターソードを装備。
鞘と一体化しているので矛盾していますが、抜刀状態に。

それぞれ武器とハンドパーツが一体化しています。
構え。

二刀流はかっこいい。
なんとここで、腕がぽっきり折れてしまいました!

まあしかし、軟質パーツ部分との接続部なのでしょうがないのかな。そもそも、14年前の玩具ですしね。

瞬間接着剤で直しました。
斬り払い。
右肩をG型装備肩アーマーに換装して、ポジトロンスナイパーライフル装備。

「序」の時期にで発売されたフィギュアなので、クライマックスであるヤシマ作戦を再現できるこの装備が目玉扱いなのでしょう。
構え。

長い!場所を取る!

でも、HCMproのサイズ感ならまだ許せる範囲です。
スコープサイトをしっかり覗くようにポージングできます。

この小ささなのにお見事。
ロボットもので、腹ばいになっての射撃姿勢ってそうそうないですよね。
激鉄起こせ!

ガシャコンッ
大量での電力を使用して、背水の陣での精密射撃。

緊張感が伝わります。
兵装ビルを横にして輝き撃ち風?
かっこよく構え。
エントリープラグも付属するので、強制排除のシーンなんかも。
口に加えさせると、「破」での恐ろしいあのシーンにも。
NERV本部の頂点に佇む怒りのシンジくん。

このポーズが、個人的には一番美しいエヴァらしいシルエットだと思っています。
手はそこまで開いていませんが、クラウチングスタートのポーズも。
ダッシュ!
上空から迫る使途を受け止めようと構えます。
ATフィールドッ、全開ッ!
PET樹脂でのATも付属します。

スタンドがあるので、差し込んで立たせることで、展開状態が再現可能。
兵装ビルによしかければ、初出撃でやられるシーンに。
口を開け、大きく開いた平手を使えば暴走状態!
敵の使徒のATフィールドを引っぺがすようなイメージで。
中央に手をかざして、ATフィールドをこじ開けたり、
攻撃を防いだり、配置とポーズでいろいろなシチュエーションが楽しめます。
使徒に飛びかかって、
トドメのナイフ!
とたっくさんの付属品と豊富な可動域で楽しめるHCMproの初号機でした。

エヴァのフィギュアやプラモはこれまでもたくさん発売されていますし、最新のRGも気になってはいましたが、小さいサイズで様々なシチュエーションが楽しめるHCMproは本当にちょうど良い最高の立体物でした。

惜しむらくは、「序」の時期までしかシリーズが存続しなかったので、もし続いていたら・・・・・・とは思いますが、しょうがないですね。

楽しかった!

ありがとう、すべてのエヴァンゲリオン!
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