FW CONVERGE MECHANICS
コードギアス 反逆のルルーシュ
ランスロット 紅蓮弐式
スーパーロボット大戦30をやっているなかで、未見の「コードギアス 復活のルルーシュ」のシナリオがありました。なかなか凝ったつくりの展開で驚かされました。本編も見てみたいなと思った頃に、ちょうどアマプラに追加されたので、復活のルルーシュを視聴。その勢いで劇場三部作を見た結果、TV版も見返したくなり、最終的に全部マラソンしてしまうのでした。
そんなこんなでハマってしまうと立体物が欲しくなってしまいます。ただ、ROBOT魂のような高価な物ではなく、勇者列伝COLLECTIONくらいの手軽なサイズの物を……と探したらあるじゃないですか、2017年に発売されたFW CONVERGE:MECHANICSの第1弾に紅蓮弐式とランスロットが発売されていました。

さすがに4年前の食玩なので、メルカリで出品されている物を発見し、初めて購入手続きをするのでした。
まずはランスロット。

各部がしっかり塗装され、部品ごとに梱包されています。
組み立てるとこんな感じに。

んん、なんか歪んでいるぞ……?

いやまあ手軽に立体物が手に入って嬉しいのですが、固定フィギュアならしっかりと立っていてほしいところです。
横から。

コードギアスのKMF(ナイトメアフレーム)は他のロボより小さく、バックパックに人間が乗り込んでいるので突き出ているデザインなのですが、それにしても前傾すぎない・・・・・・?

バンダイキャンディ事業部の商品写真を見てもここまで前傾していないから、足首の接続が悪いのかな?
後ろから。

こっちからはあまり気にならないですね。
顔アップ。

これも目が二重に見えるようで変。

恐らく、目の上の部分が黒く塗られるはずなのにそのままになっているので、地のクリアグリーンが見えてしまっているからですね。

残念。
武装紹介。

まずは両腕と腰に装備されているKMFおなじみのスラッシュハーケン。

ランスロットのものは強化型スラッシュハーケンで、地面に対して撃ちこむことで跳躍することが出来ます。ちょっと謎技術ですね。かっこいいのですがね。

手刀のメッサーモードや、ブースターで操作するハーケンブースターなどの使い方もあります。
MVSと呼ばれるメーサーバイブレーションソード。

高周波振動で切断力が高いそうです。

劇中では分かれていた刀身が合わさって赤く発光してはいましたが、こんな先割れスプーンのような形状ではなかったはずですが・・・・・・。ROBOT魂などでは普通の剣の形状をしています。どういうこと??
2本装備して。

勇者列伝COLLECTIONとは違い、二の腕ロールはないので、上げ下げするだけです。

脚部のランドスピナーは接地させることができますが、ハの字に開いている都合でぶつかってしまいます。
手首は回るので、開いた感じにするとかっこいいです。

台座が付属しており、ランスロットは前に倒れやすいのでかなり必要となります。
ヴァリスと呼ばれる可変弾薬反発衝撃砲。

ノーマルモードとバーストモードと切り替えられますが、砲身が伸びたバーストモードのみ付属。
ヴァリスで岩を破壊しながら最短ルートで突破してくる枢木スザクが印象的でした。

いつも策士のルルーシュの邪魔をしてくるので、ウザいスザクで「ウザク」とネットでは呼称されて盛り上がっていた記憶があります。
続けて、紅蓮弐式。

武装が少ないのでランスロットほど分かれていません。
左右対称な腕が特徴的な紅蓮弐式。

主人公が反旗を翻すダークヒーローサイドなので、赤い悪魔といった感じと、流線型もあいまって戦う女性戦士という感じがします。
グレネードランチャーを内蔵した左腕。

こっちから見ると特徴である右腕が隠れて、すっきりとしたシルエットのKMFに見えます。
後ろから。

ランドスピナーは格納状態で造形されており、展開できません。
紅蓮と言えば!の右腕。

鋭利なカギ爪状になっていて、異形感があります。

肩にはチャフスモークが搭載されています。
右腕には「輻射波動機構」と呼ばれるマイクロ波誘導加熱ハイブリッドシステムが搭載されており、KMFを掴んで加熱破壊したり、障壁として使ったりと万能必殺武器として機能します。

紅蓮も強化されるごとに、円盤型にして投擲したリ、広大な範囲に攻撃したりと用途が広がっていきました。
しかし紅蓮も顔の造形がひどい。

左目はいいのですが、右目部分に隙間ができており、その隙間を避けて目が塗装されているので、目の位置が下がってしまっています。

これはエラー品なのでは・・・・・・?
武装は、呂号乙型特斬刀のみ。

逆手持ちが基本スタイルです。
右手首に可動がないのが残念。


持ち上げたら、正面に向けているような角度で撮影できました。
伸縮状態の右前腕が付属するので、差し替えることで再現可能。

最終的には腕が飛んでいくので今となってはインパクトが薄いですが、序盤は油断した敵兵が驚いていました。
ランスロットと対決。

最初は紅蓮弐式がルルーシュ率いる黒の騎士団のエースとしてランスロットと激戦を重ねていきますが、終盤はランスロットが味方、紅蓮が敵になるという面白い展開でした。また、劇場版ではこの二機の共闘が見られ、自分もスパロボ30ではセットで出撃させています。
主人公機然とした白いランスロットと、悪魔のような右腕を持つ赤い紅蓮。

それぞれ飛行できるランスロット・エアキャヴァルリー、ランスロット・コンクエスター、紅蓮可翔式とパワーアップし、最終的にはランスロット・アルビオン、紅蓮聖天八極式と進化を遂げます。劇場版では更にランスロットsiN、紅蓮特式が登場しました。
付属品一覧。

顔の塗装や体の歪みなど気になる点はありましたが、このサイズでコードギアスの機体を並べて楽しめるのでとてもいいシリーズだと思ったのですが、第1弾以降出ていないということは、あまり売れなかったのでしょうね。だって1体約2000円は高いもん。

前述のパワーアップ版はもちろん、斬月やグロースターなどの機体のデザインも好きなので、ぜひ全機体出して欲しかったところです。
スパロボ30でロボ熱が上がってきたので、こうやって並べられてとても嬉しいです。

ちょうど発売されていなかったランスロット・アルビオンのプラモも商品化が決定したようですが、もうコンバージ版を手に入れたので満足してしまいました。
ガオガイガーも入れてスパロボ30並び。

せっかくなら、スパロボごとのコンバージセットがあれば絶対売れると思うのですが、そうはいかないのが大人の都合ですね。

無いなら、作るか……?
エナジーウイングを作ってみた
スパロボ30では、ランスロットsiNと紅蓮特式が登場します。一通りギアスを見直したこともあり、初期型の二体では少々物足りなくなってきたので、終盤の機体の大きな特徴であるエナジーウイングを作ろうと思います。

コンバージギアスシリーズが続いていれば、ランスロット・アルビオンと紅蓮聖天八極式も発売されたのでしょうね。

材料として、100円ショップで暗記用単語カードを買ってきました。
ネットで他の商品画像を見ながら設計。

暗記用単語カードに入っているクリアグリーンとクリアレッドのカードに収まるサイズにします。
形が決まったので、切り抜きます。

ウイング同士の境目は、スジ堀りを入れるよりも、一度切り離した方が見栄えが良かったので、バラバラにします。
エナジーウィングの基部は工作用紙で作っていきます。
工作用紙の裏をグレーの色として、白はボール紙、赤はジャイアントロボで余っていたカラー工作用紙を貼り付けて装甲にしつつ色分けをしていきます。
飾る時に裏面は見えないので装飾はせずに、ホットボンドで接着をします。
紅蓮の歪んだ顔をパテで直そうかとも思っていたのですが、ギアス熱がそこまで上がりきらなかったので、そのままにします。

側頭部の飾りがないと聖天八極式に見えないので、赤い工作用紙で作りました。断面も赤で塗り、紙のように見えないよう心がけました。
完成です。

改造箇所は、エナジーウイングの増設、側頭部の飾り、胸にラピーテープを裏から貼ったクリアグリーンのパーツ、右手の爪の塗装です。

紅蓮弐式の無骨っぽさが残ったまま、聖天八極式っぽくなりました。名付けて、紅蓮聖天弐極式です。
こちらは、エナジーウイングの増設と胸のパーツをちょっと塗っただけ。

本体がランスロットそのままで、フロートユニットを装備したランスロット・エアキャヴァルリーとランスロット・アルビオンの中間ということで、名付けてランスロット・エアルです。
目の周りがクリアグリーンのままだったので、黒を入れてみましたが、そこまで劇的には変わらず。

胸にゴールドを追加してもよかったかな。
ランスロット・エアルと紅蓮聖天弐極式の対決。

パッと見、アルビオンと聖天八極式に見えますよね。
エナジーウイングの接着は、ホットボンドでやっています。

徹底的にディティールを変えることも技術的には出来ますが、お手軽にポイントだけ変更して雰囲気だけ楽しみたかったので、今回はこんな感じに。
厚紙と暗記用単語カードで、パワーアップした2体。

タイヤとワイヤーで走り回るナイトメアフレームがとてもかっこよかったので、エナジーウイングは最初微妙なかっこよさに思えたのですが、劇中での活躍を見ているとだんだんと魅力的に見えてくる不思議。エナジーウイングから攻撃も出来ますしね。

ということで、コードギアスのコンバージは、2度楽しめました。
inserted by FC2 system