宇宙戦艦ヤマト
銀河鉄道999
リバーシブルアーマー
ハウルの動く城をダンボールで作るための練習として、宇宙戦艦ヤマトと銀河鉄道999を半分ずつ作ります。

リバーシブル仕様にするので、お互いのどこを重ね合わせてどこをずらすのかをよく考えました。

これには、松本零士の追悼の意図もあります。
ホーマックで大きめの箱3つと、薄い郵送用の箱を購入しました。

材料としてどれだけ使うか分からなかったので、とりあえずこれでいきます。
設計図を拡大したものを用意し、装着できるようにした土台部分と照らし合わせながらシルエットをとっていきます。
中心にシルエットのベースとなる板を備えつけました。

これに半分ずつ盛り付けるパーツを変えることで、宇宙戦艦と銀河鉄道を共存させます。
ダンボール工作の本をいろいろと読み、霧吹きで湿らせてから筋に沿って曲げることで滑らかな曲面を出せることが分かりました。

早速実践です。

うん、いい感じ。
ググっと急なカーブにしたいときは、筋に全て切り込みを入れました。

片面ダンボールにするという手もありますが、とりあえずこれで何とかなりました。
これだけでもう鉄道っぽくなってきた!

後で隠れてしまうのでごまかせるのですが、実は中心の円柱部分は先端と途中でアールが変わっています。

まあ、ただのミスなのですが、強度的にはちょうどいい感じになっています。
車輪を作ります。

車輪の仕組みは結構調べました。

動かすことはしませんが、いまにも動きそうな見た目にしたいので、細かいところもできるだけ本物っぽくしていきます。

切り抜くの難しいなあ。
グルーガンでどんどん貼り付けていってここまで一気にできました。

車輪の位置や大きさは調整するためにマスキングテープで仮止めしてあります。
銀河鉄道を一回置き、裏面の宇宙戦艦を進めていきます。

まずは先端の部分を作るために、波動砲の砲身から進めていきます。
それを覆うように薄いダンボールを曲げて、重ねていきます。
細かい曲面のニュアンスは難しかったですが、なんとなく曲げてそれっぽくなりました。

次は艦橋部分や砲塔を作っていきます。
曲面に比べると、箱組みしていくのはサクサク作れて楽しいです。
妻が差し入れにシン・仮面ライダーとのコラボのシン・ピザポテトをくれました。

シンシリーズはいろんなコラボをして、ブームを作っている感じがありますね。

なお、素手で食べたらダンボールに油がついてしまったので、箸が必須アイテムとなります。
箱モノが作り終わった段階。

長さがオリジナルより縮んでいるので、いくつかパーツをオミットしたりデフォルメしたりしてアレンジしています。
半球を作るをどうしようかなあと考えましたが、ペーパーストローを取り付け、これを覆うように貼り重ねることでそれっぽくなりました。
最後に、銀河鉄道の石炭部分は、余った薄いダンボールをシワシワにして重ね、細かく切ったパーツを貼って石炭のようにします。
塗装前状態での完成です。

宇宙戦艦ヤマトは、曲面を思っていたより綺麗に出せてよかったです。

全長を縮めているのでずんぐりむっくりしていますが、スパロボだと思えばちょうどいいかな……?
銀河鉄道999は、車輪周りに隙間がありすぎたので、それっぽく部品を貼って間延びしないようにしました。
角度を変えると、999は半分しかありません。

鉄道は、横から見たら顔が見えないので、この角度がいいですね。
石炭部分、こうなりました。

窓部分も段差を付けて表現してみました。
車輪周り。

動輪が3対なのがCで、4対なのがDということで、銀河鉄道999のモデルのC62は大きな車輪が3つです。

D51(デゴイチ)という名前は知っていましたが、C62(シロクニ)という名前や、動輪の数などは今回始めて知りました。
ストローは同じ径で作れるのでいいアイテムを発見しました。何個も同じものを作るのは大変ですが、こうして並んでいるのを見ると壮観ですね。
子どもたちが面白がって被りました。

そう、これは被れるタイプなのです。
さて、塗装に入ります。

まずはグレーの缶スプレーで一気に塗り、マスキングして下部分を赤にします。
反対部分は黒く塗り、ラピーテープや金紙などで装飾していきます。
ヤマト側も、蛍光グリーンのシートで艦橋を、ブロンズのメタリックテープで側面のでっぱり部分を装飾していきます。
側面部分がさみしく感じたので、黒いカッティングシートで「ヤマト」とデカールを作りました。

ipadの画面の光量を最大にして、トレースしました。

これは、台紙を使った「宇宙戦艦トマト」
完成
ダンボールによる宇宙戦艦ヤマトが完成です。

ダンボールを曲面にするのは少しコツがいりましたが、できてみるとダンボールとは思えないようなフォルムとなり、満足です。
宇宙戦艦ヤマトは半分だけしか造形していませんが、パッと見、大きな違和感はありません。
砲塔部分や艦橋など、細かいところまで作りこんだので、見栄えは十分です。

蛍光テープは?がれやすかったのでセロハンテープで上からコーティングしましたが、塗装自体が光沢がある感じだったので、目立ちません。
横から。

前後を圧縮してデフォルメしていますが、グレーと赤のカラーリングと羽や推進器などから、一目で宇宙戦艦ヤマトだと分かる感じになりました。

ダメ押しとして、「ヤマト」と文字があるので
後ろにも砲塔が向いています。

ただ、砲塔は折れづらいようにどこかしらに接するように配置したり、補強パーツを付けたりして、強度を高めています。
上から見るとこんな感じ。

ヤマトと999が半分ずつとなっています。
前から。

どちらも作ってはみたかったので、半分ずつ作れて手間なく楽しめました。

同じパーツを2つ作ったり、左右対称を気にするのが結構大変ですからね。
銀河鉄道999側。

ヤマトに隠れるようにパーツを配置しているので、ヤマトだった部分は金紙で覆っています。
先頭部のナンバー表示は省力しましたが、ライトの内部は銀色のメタリックテープで色分けしています。
銀河鉄道999はほぼ黒一色ですが、あまりにもディティールが見えないので、動輪の軸や横の板などにメタリックテープを貼っています。
よく見るとごちゃごちゃしている動輪周り。

頑張った甲斐がありました。
石炭はこんな感じになりました。

まあそれっぽく見えますね。

こちらも「999」と表示してみましたが、紫地にしたことで遠目からだと見えづらかったようです。
装着するとこんな感じ。

ちゃんと腕を前に出せる隙間が作って抉っておいてあります。
振り返ると変身。

リバーシブルなアーマーとなりました。
舞台でいろいろ装着したらカオスな感じに。
エレパレ風看板とマリオジャンプ
この時期に一緒に作ったのが2点あるので一緒に紹介。

エレパレ風看板です。

ダンボールで大太鼓に合わせて形を作ります。
小さなライトがたくさんあるイメージで丸シールを貼ります。
青いラピーテープを購入したのですが、思ったより鮮やかではなく残念。

モールと丸シールアートで賑やかにしました。
電飾を仕込んだので、真っ暗にするとここまで光りますが、文字は見えません。

アクリルプレートをLEDで光らせるとか、やれるんならやりたかったところ。
もう一つ、マリオがジャンプするボードです。

ドット絵を見ながら、色画用紙を切っていきます。
ダンボールでスライドする仕組みを作りました。
通常はこのようにハテナボックスの下にマリオがいますが、
マリオをずらすとコインが出てくる仕組みです。

コインを先に作ってから、マリオをドット絵にしようと思いついたので、そこはミスマッチとなっています。
作ったものたちと一緒に宇宙へ走り出す銀河鉄道999と
宇宙戦艦ヤマト。

この工作でノウハウを得たので、ハウルの動く城を作り始めたのです。
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