第12回定期演奏会演出 タイタニック |
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制作 | ||
所属する吹奏楽団で、「タイタニック・メドレー」を演奏することになり、豪華客船タイタニックを作ることになりました。 しかし、ジャイアントロボを同時に作っていたので出来るだけ作業量と容積を減らすことをメインコンセプトとして進めていきます。 |
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工作用紙で試作を作ってみました。 こんな感じで側面をカーブさせることで船のフォルムを作ることが出来そうです。 |
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分解すると、こんな感じのパーツとなります。 組み立てると曲面が出来ますが、意外と直線的なパーツとなりました。 |
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試作が出来たので、早速ダンボールで作っていきます。 引越しに使ったダンボール箱が大量にあるので、材料には困りません。 |
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組み立てると、試作と同じようになりました。 先端の部分がひしゃげてしまうので、補助として三角形のパーツを取り付けることにしました。 底面部分はのりしろを互い違いに組み合わせて形状が崩れにくいようにしています。 |
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本体部分はこのようになりました。 かなり巨大ですが、分割してしまえばただの板ダンボールになります。 ここから、簡単な加工でタイタニックに見えるよう装飾しています。 |
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船の柵部分を表現するために、カッターナイフで穴を開けていきます。 実際のタイタニック通りのデザインにすると間延びしてしまうので、分かりやすいイカリや「TAITANIC」の表記を大きめに付けることにします。 |
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先ほどの柵部分より下は本体部分黒い画用紙と黒いガムテープで色分けをしていきます。 材料も節約したかったので、残っている画用紙の枚数を考えながら使っていきました。 |
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組み立てながら、明らかに見えない場所には色分けをせず、材料を節約していきます。 | ||
梯子部分は白いガムテープ、その境目と「TAITANIC」の文字はキラキラテープで目立つように装飾しました。 | ||
イカリは、ダンボールを切り出し、アルミホイルで色をつけます。 遠目から見るので、継ぎ目は気にせずとにかくセロハンテープで貼っていきます。 ダンボールを折り畳んだ時に外れないように、結束バンドでくくりつけます。 |
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完成 | ||
完成した船はこのように指揮台の横に置き、団員2名が例のあのポーズをし、観客を沸かせました。 ここから見るとダンボール部分が見えますが…… |
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観客席から見ると、全く気になりません。 板状のダンボールを組み立てるだけで船の形になっています。 |
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内部には、観客に向けて「あのポーズしようよ!」というメッセージカードを入れてあります。 演奏中は声を出せないので、このように大きな文字で観客に伝えました。 観客に「ポーズをしよう!」と訴えかけつつも、団員2名でポーズをするという演出です。 |
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正面から見るとこんな感じです。 ただの板ですが、柵の穴と色分けによって、平面には見えづらくなっています。 |
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反対から見るとこんな感じ。 本番では、台車をブルーシートで覆い、船を結束バンドで固定しました。 こうすることで、海を進むタイタニックを表現することが出来ました。 退場するときは、団員を乗せながら船ごと台車で運びましたが、ぐらつかないよう気を遣いました。 |