北海道立旭川美術館
「ウルトラマン・アート!」展
どうも、おはへーです。


今回は初めての、イベントレポートを書いてみようと思います。


北海道立旭川美術館にて行われている「ウルトラマン・アート!」展に行ってきました。

開催期間は2010年9月18日〜11月28日で、僕は10月7日に行ってきました。


写真撮影可能な展示スペースがあったので、その写真を中心にレポートしますよ!
「あっ!バルタン星人だ!」

展示スペースに入って最初出会うのは彼です。

ウルトラ怪獣知名度No.1のバルタンは、V字の触角アンテナと大きなハサミが特徴的ですよね。
口元アップ。

普段意識しない部分ですが、実物大で見ると、思わずスーツアクターがどうやって入っているのか、というリアリティをもってしまいます。


視界の確保、呼吸する穴の確保、居住性、動きやすさ、そしてデザインとのバランスが一体となっているさまを生で見られたのは、とっても嬉しかったです。



*着ぐるみを着て演技する人。
 通称、中の人
口元を反対から。


触ることはできませんが、FPRなどの質感を感じたり、実際に着てみたかったなぁ、なんて思いました。



いずれ着たい!(キリッ
ビラ星人。


おいしそう・・・なんて思うはずもなく。笑



間近でこんなんと出会ったら腰抜けるわ。

まして巨大とかやめて欲しい((+o+))
マグラー。

この記事を書く際に名前を失念しており、ネットで調べたという…(^_^;)
実際、世代的にはゼアス・平成3部作なので、初代・セブンは再放送で見た程度なんですよね。


ずんぐりしててかわいい。

足が、いかにも人間入っています処理で、やはり初代だなぁと思ってしまいます。
目のアップ。

手書きで若干歪んでます。

ただ、遠目で見るとすごくリアルなんだな、これが。
口元アップ。


こりゃ噛まれたら痛いよー。
科学特捜隊、ウルトラ警備隊出撃!



ワンダバワンダバ〜♪

作曲家・冬木透先生の曲はどれも好きですが、実はワンダバ導入は『帰ってきたウルトラマン』からなんですね。

この3機はその前の『初代』『セブン』なので、関係なかったという。
『マン』よりジェットビートルです。


ウルトラマンと同じレッドとシルバーのボディ、流線形の形が美しいですね。
スペースシャトルを彷彿させますよね。


下手にウケを狙っておらず、リアリティを含んだ特撮って感じがします。
釣り糸をひっかける突起です。


この部分を実際に使っていたのかはわかりませんが、飛行シーンを撮るために釣る際は、逆さまに釣って逆さまに撮影してたそうですね。

そうすると、線が画面の下に来るので、どうせ釣っているんだろうという人間の心理の裏をかけるという円谷監督の有名なテクニックがあります。
この模型は番組終了後の制作だそうです。


撮影用は、武器のエフェクトのために火薬などを使用しているので、傷ついたりして大変だったでしょうね。
横から。


扉まで描かれていますが、扉を開いたアップシーンは、扉付近だけのセットをトラックの上に作って撮影したそうです。
科学特捜隊の英語表記は
SSSP(Science Special Search Party)
ですので、3つのSが翼に描かれています。


メビウスでは「スリーエスピー」と呼称されていましたね。
ジェットビートルでした―。
続いて、『セブン』よりウルトラホーク1号です。
映像作品中ではα号、β号、γ号に分離します。


合体した状態で展示してありました。
横から。


平たく長いですが、メカニックとしてのかっこよさは抜群にあります。
機首部分のα号コックピット。


隊員やコンソール類までも作りこまれていました。
β号コックピット。

こちらも、シールでコンソール類が再現されています。
γ号も同様に透けて内部が見えるようになってます。
ウルトラホーク1号でしたー。
戦闘機シリーズ、最後を飾るのはウルトラホーク3号です。
円形の翼が特徴的ですね。
6連砲です。
コックピットはシールでした。
ウルトラホーク3号でした―。
ウルトラマン登場!

実物大のウルトラマンは、自分と同じスケールなのにも関わらず迫力がありました。


張り出した胸板から強そうなイメージがあり、
手足の長い古谷敏さんに合わせたスマートさもあり、
つるんとしたシンプルなマスクから宇宙人の神秘さを出していると思います。
背中。

背ビレがチャック隠しだということがわかります。
下からのあおり。


この少し前に、NHKでやっていた歴史秘話ヒストリア「ウルトラマンと沖縄〜脚本家・金城哲夫の見果てぬ夢〜」という番組を見ていたので、展示されていた台本や番組ができるまでの流れも興味深く見ることができました。
僕は単身だったので、学芸員さんに頼んで撮影してもらいました。


ウルトラファン(オタク?)としてはとっても嬉しいものがあります。笑
隣にはウルトラセブンがいます。


グッズもっといいものが・・・。
ウルトラセブン。


猫背のウルトラマンとは違い、腕を前に出したファイティングポーズが印象的です。


また、全身が赤いさまから、ウルトラマン系統のシルバー族に対して、レッド族に分けられます。
顔アップ。


後年作られるシリーズにおけるマスクはウルトラマンのデザインを踏襲したものが多いですが、この特徴的なセブンのデザインを踏襲したものもいくつかあります。

『セブン21』『マックス』『セブンX』などは「セブン顔」と呼ばれていますね。
ウルトラマンとは違い、宇宙定点観測員なのでカラータイマーはない設定です。


でも、ウルトラマンをデザインした成田亨さんのイラストには、カラータイマーがないんですよね。

実は巨大化する際の変身シークエンスのものにもカラータイマーは描かれていません。


成田亨さんのデザイン変遷もこの奥に展示されており、おもしろかったです。
一緒にファイティングポーズ。


腰がはいってないなぁ・・・。笑
セブンといえば、メトロン星人。

夕焼けで「ワン、トゥー、スリー、フォー」で始まるBGM「ULTRASEVEN」をバックに戦うシーンも有名ですが、やはりメトロンと言えばちゃぶ台でセブンに変身するモロボシ・ダンと対話するシーンですよね!


これも畳に座って写真が撮れるようになっていたので、ばっちり撮らさせていただきました(*^ ^*)
最後に、バルタンとのダブルピースツーショット。笑


先程も触れましたが、この奥に、デザイン画、フィギュア、台本や模型が展示されているスペースがあります。


変身シークエンスのパースモデルが見られたのに感動しました。



このイベントのためだけに旭川に行き、ラーメンを食べて帰ってきましたが、とても満足できる内容でした。

行く時期が少し遅かったので、グッズがあまりなかったのが残念でしたが・・・。

他の方のブログだといろいろあったみたいなんですよね(グスン




レポートは遅くなりましたが、11月28日までまだあるので興味ある方はぜひぜひ行ってみることをお勧めします!!


北海道立旭川美術館
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