馬頭琴
今回は「スーホの白い馬」にも出てくるモンゴルの楽器、馬頭琴を作ります。
久しぶりの楽器シリーズですね。しかも、ミニチュアではなく1/1トランペット以来5年ぶりの2作目となる実物大サイズです。

馬頭琴は直線が多いので、一部を除いて大半を工作用紙で作っていきます。
台形の形の四角柱を作ります。
大きさはネットで見た画像を元にてきとうに設定しました。
色画用紙を貼りつけて組み立てました。
食パンみたい…(笑)
ネックの部分も工作用紙で四角柱を作って組み合わせることで表現します。
ネットで拾った馬頭琴の形を見ながら…。
最小限のパーツでネックの傾きを出してみました。
この後色画用紙を貼り付けます。
下の部分のパーツです。
中学で教わった垂直二等分線の作図が今でも大活躍。ちょっとした展開図ならスイスイ書けちゃいます。
最後に、馬頭琴の馬の頭の部分を作ります。
さすがにこれは工作用紙では作れないので紙粘土を使います。
アクリル絵の具を混ぜて色を付けました。
馬の頭の形を作り、乾燥させます。
この時は本当に時間がなかったため、形がいびつだったり、色がまだらであまり見た目はよくありません。うーん、納得いかない。
木工用ボンドで馬の頭を接着。
紙粘土の色が薄すぎる…。

f字孔は本当は穴を開ければよいのでしょうが、強度のことを考えてサインペンで書くだけにしました。

弦の張り具合を調整するペグは、もう画用紙を丸めたものをつっこむだけにしました。
タコ糸を張って、馬の黒い部分をサインペンで塗ったら完成です。

うーん、最後の方がやっつけなのが否めない…。でも馬頭琴の雰囲気が出ればよかったのでいいか!
馬の頭アップ。
形もいびつだし色もまばらだし…。
ちょっと怖いかも。
でも目はかわいいかも。
サインペンのため塗りムラがすごい。

実は、私のミニチュア楽器シリーズのはしりはこの馬頭琴なんです。
当時中学生だった私は、音楽で民族音楽のレポートを作る課題が出た時に10cmくらい馬頭琴のミニチュアを作りました。それが面白いなと感じてミニチュア楽器シリーズを始めました。そしてその第1号となったのが中学校の吹奏楽部で担当していたユーフォニアムです。
タコ糸はモロにセロハンテープで固定しちゃってます。駒の部分にセロハンテープを貼って固定しなかったのはこだわりかもしれない。
後ろ姿はやっぱり食パン。

というわけで馬頭琴でした。
今回は大体の大きさや見た目になっていればよかったのでこんな感じになりました。
もっともっとこだわりたかったのですが、時間と労力のバランスもあるので難しいですね。
久しぶりに大がかりな紙工作をやったので楽しかったです。
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