ホワイトベースロト
製作
ホワイトベース改造第2弾!

旧キットのホワイトベースは1/1200スケールと1/2400スケールがあり、1/1200スケールはホワイトベーストライクに改造しました。

今回は、1/2400スケールのキットを使って、人型に変形するホワイトベースを作りたいと思います。
人型に変形する素体となるキットはこれ。1/144HGロトです。ガンダムUCに登場した小型のMSで、2体分がセットになっています。
ランナー3枚が2セット入っています。

パーツ数も大きさも控えめな感じですが、シールも少なく色分けは優秀。
実は、ロトをホワイトベースから変形させようと思いついたときに購入したのは1/1200スケールのホワイトベースでした。明らかにサイズ感が合わない!ということでこちらはホワイトベーストライクに改造することにしました。
そして新たに1/2400スケールのホワイトベースを入手しました。

1/1200の方とは違い、オール白成型色!

そして旧キットならではの、パーツのエッジのダルさと噛み合わない感じはスケールが小さくなった分より目立つ感じとなりました。
1/2400スケールのホワイトベースとロトを比較。

ホワイトベースの方がやや小さいですが、1/1200よりはずっと合いますね。
ホワイトベースのカタパルト部分はロトの脚部、ブースター部分は腕部と対応させていきます。

ロト本体の部分はいじらないので、変形機構をそのまま使いたいと思います。
ロトをベースにして、ホワイトベースのパーツを貼り付けていきます。

位置の調整を考えるのが楽しかったです。
ロトの腕部の幅を調整して、ホワイトベースのパーツを被せられるようにします。
ロトの脚部にホワイトベースのパーツは被せられるサイズではないので、外側に貼りつけてそれっぽく見えるようにします。
ロトの頭部は変形時に収納されるので、左側のホワイトベースのブリッジ部分を頭の上にそのまま乗せました。
四肢のパーツの配置が終わりました。

肩の部分にホワイトベースの主翼を接着しました。

これで大まかなシルエットはホワイトベースに近付いてきましたが、本体部分が余っているので、これも加工して組み込んでいきます。
バックパックの部分に、ホワイトベース本体の装甲や尾翼の部分を貼り付けていきます。

ホワイトベース本体の先頭部分は、切り詰めて幅を狭くし、ボディに接着しました。
ホワイトベーストライクとホワイトベースロトは作り始めてから一年近くだらだらとパーツの状態のままやっていたのでブースター横の羽を紛失してしまいました。

左のパーツは、紛失したのでプラ板から切り出してスジ彫りして作成したものです。
いったんパーツをバラし、装甲部分だけ白サフを吹きました。しかし、白サフの隠蔽力を過信していたようで、白の色味に差がついてしまいました。ホワイトベースのランナーは少し青味がかった白で、ロトは濃い色なので白サフを吹いてもどっちのパーツか判別できてしまいます。こういったときはいったんグレーで統一してしまうのがいいんだなあと勉強になりました。
それでも根気よく、たまに厚塗りになりながらも、白サフを吹きました。
残りの部分は筆と爪楊枝で塗装して、完成です。
完成
ホワイトベースロト完成!

ホワイトベースのパーツをそのまま使っているのでシルエットは大きく変わりませんが、ロトをベースにしているので戦艦というよりはタンクですね。
正面から。

ホワイトベースの突き出た腕のような両舷がなく青いハッチではなくキャタピラがあるのでイメージが異なる部分ですね。
横から。

主翼の位置的にブリッジから周囲の様子が見渡しにくい作りの戦艦に。

横から見た分には、ホワイトベースのパーツが並んでいるので、一番違和感のない角度かも。
後ろから。

こちらもキャタピラが目をひきます。
下から。

これはまんまロトなので中央のキャタピラの存在感がばっちり。
1/1200付属のガンダムたちと。

雰囲気はばっちりですね。
変形
ロトの変形パターンにならってタンク形態から変形させていきます。
曲がっていた腕と脚部を伸ばしていきます。
全体を起こして人型に近づけていきます。
脚部の基部をスライドして固定し、肩を引き出してロックを解除します。
両腕を回転し、腰部フロントアーマーをたたみます。
ボディからブリッジを引き出して
ロトの頭部を露出させます。

明るいところでのブラックライト発光。
変形・・・・・・
完了!
ということでホワイトベースロトMS形態です。
横から。

変形したら悪化した、この視認性の悪さ。
後ろから。

収納されたキャタピラが、ガンダム作品というよりスーパーロボットのような雰囲気を出していますね。
腕部4連ミサイルランチャー発射!

ホワイトベースのブースター部分ですが、MS形態では腕部固定武装となります。

内側のウイング部分はヒート化して、近接戦闘で使用するという設定。
ダッシュ。

可動範囲は広くなく、派手なポージングは苦手。

まあ、元のロトも変形してミサイル・コンテナを使用するくらいで大きな可動は求められませんが。
頭部を収納して獣人モード。

これはこれでありかも?
この状態でもブラックライト発光できます。

ブラックライトを当てているのに、蛍光シート部分が自ら光を放っているかのように写るのがとってもいい感じ。
武装
ロトのオプションを使って。

ロング・キャノンを2門装備。
長い砲身がガンタンクを彷彿させます。

基部のボールジョイントの他、ジョイント部分と砲身で角度を変えられるのでかなり自由に動かせます。
MS形態でもロング・キャノン装備。

突き出たキャノンが迫力あります。
腕部4連ミサイルランチャーと合わせて一斉射撃!
メガ・マシン・キャノン装備。

対空戦に特化した4連装のマシン・キャノンです。

砲身が太いので威圧感があります。
右肩に装備する武装なのでロト一体分に一門しか付属していませんが、ロト2体分が入っているんで二門装備できます。

フルバースト!
タンク形態でもダブル・メガ・マシン・キャノン。

弾丸をバラまきながら接近するイメージ。
ロング・キャノンとメガ・マシン・キャノンを両方装備して戦闘。

遠距離・中距離用と火力満載。
ホワイトベースロト・ライド・ホワイトベーストライク
ホワイトベーストライクに乗せてみました。

全体的に白い。

よく見るとスケール違いの同じパーツがいくつもあるのがわかります。
普通に乗っているように見えますが、前後の幅があってハマらなかったのでバックパック部分を外しています。

また、ジョイント部分を使っていないのでただ乗っかっているだけです。
初代ガンダム作品集合!

ガンダムはSEEDが一番好きで、初代はあまり思い入れないのですが、有名なホワイトベースを自由に改造するのは面白い企画でした。デザインも箱が集まったようなシンプルな形でいじりやすかったので他にもいろいろできるかもしれませんね。

以上で発案から一年だらだらと作っていたホワイトベース作品の紹介を終わります!
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