トロヤ専用ガンダムアストレイ グリーンフレーム |
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製作 | ||
機動戦士ガンダムSEEDの外伝であるアストレイシリーズのFRAME ASTRAYSで登場するトロヤ・ノワレ専用ガンダムアストレイグリーンフレームを作ります! 形式番号はMBF-P04となっており、スペシャル機であるゴールド、ナチュラル用であるレッド、カスタム機であるブルーに続く第4のプロトアストレイ となっています。オーブでは色に意味がありましたが、グリーンはジャングル戦のため塗装された色だそうです。 コミック調の箱絵が独特。 サイドにはブルーフレームサードが写り込んでいます。 |
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ランナー一覧。 グリーンフレームは2008年発売で、2003年発売のレッドフレームと同規格となっています。 以前2013年に発売されたリニューアル版アストレイシリーズを作ったので、今回のアストレイは旧キットという扱いとなり、作りの古さを感じてしまいます。 モスグリーンのフレームが渋いですね。 シールに加えてデカールも付属します。 |
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製作途中。 肩が棒軸なのが久しぶり。 SEEDシリーズはけっこう作ったので懐かしいです。 膝の合わせ目が大きい上に目立つ所なので、接着してヤスリがけをし、合わせ目を消します。 |
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塗装部分が多いので、部分塗装していきます。 でもまあ、主に緑を塗るだけですが。 武器に関しては1色成型なのでかなり塗り分ける必要があります。 |
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HGリニューアル版キットでは、PG版を意識して脚部に蛍光シートを貼り込んだので今回もそうしようかと思ったら、そのディティールはありませんでした。 なんだかんだ言って、リニューアル版との細かな違いを比べて技術の進歩を感じるのも楽しかったです。 |
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完成 | ||
完成! アストレイグリーンフレームです。 よく見ると、膝や腰の部分など、成型色と部分塗装した部分の違いが分かってしまいますね。いっそ腕や脚にも部分的に塗ってRG風と言い張れば馴染んだかも? グリーンフレームの当初のパイロットはバリー・ホーで、その後バリーを師匠と仰ぐトロヤ・ノワレの専用機となりました。 SEED-MSVには特徴的な機体やエースパイロットが多数登場しますが、バリーの搭乗機体はグリーンフレーム以外では、M1Aアストレイ、ユン専用レイスタ、ストライクダガー、シビリアンアストレイJGカスタムとパッとしない機体ばかり。しかし、格闘家であることを生かし、機体のカタログスペック以上の力を引き出すため「拳神」の二つ名を持ち、機体には「神無」のマーキングが施されます。 トロヤは、ビームライフルで山火事を引き起こしてしまったことと、熱血漢な性格にちなんで「密林のファイヤーボール」と呼ばれるゲリラの少年。バリーからグリーンフレームを引き継いで、東アジア共和国での戦闘で戦い抜きました。 |
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格闘ポーズ。 相手の機体装甲を無視して内部機能やパイロットを直接破壊する発剄のような技を使え、M1Aの素手の掌底のPS装甲ごと一撃で破壊する、などWikipediaの解説を読めば読むほバリーすげえ……ってなりました。 |
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拳法使いの格闘機トライバーニングガンダムと組手。 可動域はトライバーニングがとても優秀なので、旧キットであるアストレイでは比べ物になりません。それでも、アストレイはデザイン上、胴体と肩の接続に1ブロック挟むので肩の前後可動が出来るので、当時のSEEDシリーズよりは可動します。 |
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格闘機っぽい?ポーズ。 Tをあしらった緑の炎のトロヤのマークとバリーの「神無」のマークを同時に付けているので、トロヤ専用機ともバリー専用機ともとれるようにしてあります。 |
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武装 | ||
ビームサーベル装備。 基本的にアストレイはエネルギー消費を抑えるためあまり使用されません。 そういえば、各部の緑や指や腕などの白を塗装しましたが、腹部の白を塗装をし忘れていました。レッドの時も塗装していなかったのでここに目を向けられていなかったのですね。 |
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ヘリオポリスで製造された5機のうちパーツ状態だった1機で、様々な姿に変化していくゴールド・レッド・ブルーとは違い姿は新造時状態と変わっていません。 グリーンフレームの特徴は、戦闘支援AIとそれに連動したセンサーの強化による戦闘状況の分析と回避能力となっています。 |
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2刀流で斬撃。 すげービームを食ってしまうはず。 |
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アストレイシリーズ共通のビームライフルも付属。 | ||
GAT-Xシリーズと共通のシールドを構えながらビームライフル。 このシールドはSEEDシリーズを通してかなり流用されましたね。 |
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ツインソードライフル | ||
グリーンフレームのメインパイロットがトロヤになってから、専用装備であるツインソードライフルが追加されました。 腰部にマウントすることができます。 |
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通常のビームライフル同様に射撃武器として扱うことができます。 ライフルにセンサーがありませんが、グリーンフレーム本体のセンサーが強化されているので問題ないのでしょうかね。 |
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通常のライフルと二丁で射撃。 | ||
銃床やグリップ部分に実体ブレードが設置されており、近接戦闘で使用することが可能。 | ||
銃身部分にスライド展開式のビームサーベルが2基あり、銃口部分に展開することでビームライフルを構えたままビームサーベルを発生させることができます。 これぞグリーンフレームらしい姿! |
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銃床部分を握ってジャベリンのように構えることもできます。 でもこれ、打撃によって銃身部分が曲がったら使えなくなっちゃうよなあ……。 |
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ツインソードライフルとビームサーベルで二刀流。 FRAME ASTRAYSでは密林戦という舞台が独特で面白かったですが、派手なシーンが少なかったので物足りなかった部分もありました。 |
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片方だけビームサーベルを展開して銃剣風にも。 | ||
新キットとの比較 | ||
新キットであるレッドフレームと旧キットであるグリーンフレームの揃い踏み。 新キットの方が全体的にスリムになって、頭部が精悍な顔つきになっています。 こう見ると、レッドフレームはザ・主人公という感じで、グリーンフレームは渋い感じですね。 どちらも腹部の色を忘れている・・・・・・。 |
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同じポーズをとらせるとこんな感じ。 グリーンも可動しますが、レッドの方が自然により広く可動します。 アストレイのデザインは今でも人気があるそうですが、よくこの複雑なデザインを立体化させたよなあ、と感心します。 |
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頭部アップ。 やはり新キットの方がヒロイックでかっこいいですね。旧キットは頭部のヒサシとフェイス部分の繋がりが太いのがいまいち。 アンテナのシャープさもかなり違いますね。 HG新キットの後でRGでもレッドフレームが発売されましたが、スリットの開口が大きすぎてかっこわるいので、HG新キットのフェイスが一番かっこいいと思います。 |
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新キットベースのアストレイ大集合。 こう見るとブルーは正当進化、戦国アストレイは強化、ゴールド天は闇落ち化という感じですね。 逆にシンプルなレッドとグリーンが浮いてしまう! |
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以上、旧キットであるグリーンフレームのレビューでした。 新キットでレッド、ブルー、ゴールドと立て続けに発売された当時、SEED好きとしては思わず3体を作ったので、グリーンも揃えたくなって購入しました。 作りの古さは感じますが、一番の特徴であるツインソードライフルを持たせたかったので満足です。 レッドフレームを緑に塗り替えれば新フォーマットで揃えられるでしょうね。 ビルドファイターズで登場したグリーンフレームベースのコマンドアストレイガンダムがかっこよかったのでいつか発売しないかなあ、と密かに期待しています。 |