BB戦士ダブルオークアンタ
〜ネガ反転塗装〜
ホッカイオーに続き、温めておいた企画第二段!
今回のテーマは、ネガ反転塗装です。

写真をネガ反転すると、色が反転します。
具体的に言うと、黒は白、白は黒になるという感じです。

今回は、反転した色で本体を塗装し、
その後写真を撮って編集で反転することによって、元通りの色に戻す、
という奇抜な塗装をしてみます。

思いついたときからずっとやったくて、やっと手をつけることができました。

なお、このページの画像はすべてロールオーバーでネガ反転します。
※ロールオーバー…画像の上にマウスポインタを置くと画像が変わる効果のこと。
今回は塗装のみで、キットには一切手を加えません。

用意したのは、BB戦士OO QAN[T] ダブルオークアンタ。
ガンダムOO(ダブルオー)の主人公機で、つい最近まで映画がやってました。
ランナーはこの通り。

クリアーパーツを用いたセンサーや武器、台座がとてもきれいです。
白いパーツを黒に染めます。

染めたくない部分はマスキングテープで覆っておきます。
ランナーごとスプレーをかけました。

ランナーから切り離すとゲート部分が白いままですが、そこはガンダムマーカー黒で修正します。
組み立て途中。

白い部分が黒くなったことで、悪のガンダム、という感じになりました。
青い部分を白に染めます。
色味検討中。
青色をつくっているのではなく、反転した赤色をつくりたいのです。

これはまだ赤茶色、という感じ。
色味検討続き。
ピンク色に近い赤になりました。
鮮やかな赤がつくりたかったのですが、なかなか難しかったのでこれでいくことにしました。
エナメルの白でスミ入れをしていきます。
エナメル白を塗って、エナメル溶剤を含ませた綿棒で拭き取ります。

すると、溝の部分だけが白くなります。
キットでは、付属のメタリックシールを緑のクリアーパーツの下のパーツに貼ることで、クリアーパーツを引き立てる仕様になっています。

ですが今回は、変化をつけるためにくしゃくしゃにしたアルミホイルを敷き詰めることにしました。
■完成!
完成です。

冒頭にも書きましたが、画像の上にマウスポインタを置くとネガ反転します。
ネガ反転したものを見て頂かないと意味がありません(笑)

自分でも驚くぐらい綺麗に元の色に戻ります。
緑色部分はそのままなのでピンク色になってしまい、完全に元通りではないですが。
背面。
頭部の白い部分は塗り忘れのように見えますが、白は黒になるのでこれでよいのです。
ネガ反転すると、アルミホイルで反射した白い部分が黒くなり、瞳があるように見えます。

この瞳部分は、DS版メダロットを彷彿させます。
ロボットアニメのロボットに見慣れている人は、目の周辺の白い部分がすごく気になると思いますが、反転すると綺麗に黒くなり、見慣れたカラーパターンになります。
背景にアルミホイルを使ってみました。

黒背景も面白いですが、これまた不思議空間となります。
付属のスタンドを。

上から光を当てているので、反転すると下から光が当たっているように見えます。

スタンドのクリアーパーツが重なって濃くなる部分は反転すると薄くなっています。
CGで作ったような色合いになって面白いです。
GNソードビットを展開。

針金で保持しています。
GNソードVにGNソードビットを装着することで、巨大な剣、バスターソードに。
下から。
ホッカイオーと対決!

同じSDサイズのBB戦士なので、こんなこともできます。

ただ、ダブルオークアンタの方が頭が大きく足も長いので大きいですね。
バスターライフル。

このアングルがとても気に入って、これを反転した画像はパソコンの壁紙にしています。
左肩に装着していたGNシールドを取り外し、背面にドッキング。
GNドライブを直結する事ができます。
GNソードビットを展開して劇中っぽく。
実はこのように手で持っていました。

他に写っているものもネガ反転してます。



アイディアとしてはかなり奇抜なものだと自負しているのですが、いかがでしたでしょうか。

今回をもって、しばらくは大きな企画はないでしょう。
でも、またなにか思いついたら作るので、お楽しみに。
ニコニコ動画に投稿した作品群で、ハイポーズ。
■11/8/2追記
電撃ホビーマガジン2011年9月号の読者投稿コーナー「Reader's Works」に掲載されました。
銀賞です。
2枚の写真を載せて頂いて、コメントで発想をほめてもらいました。やった!
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