昔のメダロットフィギュアシリーズ
D-Artsのメタビー(写真左)を紹介したついでに、おはへーが所有している昔のメダロットのフィギュアシリーズを簡単に紹介したいと思います。集めたのは私が小学校の頃ですね。
タカラのデュアルモデル(写真右)バトルメダロット(中央で倒れているもの)と、メダロットコレクション(写真右下)です。

ギミックやプロポーション、コンセプトはそれぞれ違いますが、どのサイズでもメダロットの特徴である頭・右腕・左腕・脚部パーツを分割・交換できます。メダロットのフィギュアでは当たり前のようで、嬉しい点ですね。

ちなみにバトルメダロットのみ、小学生なりのダメージ加工とウェザリングが施されております。当時はそういうことがしたかったお年頃だったのでしょうね(笑)
バトルメダロット・メダロットコレクション
まずはバトルメダロット。このシリーズは、胴体・右腕・左腕の3箇所にプラスチックのメダル型弾丸をスプリングで発射するギミックがあります。形状はメダルになってしまいますが、ゲームさながらのエフェクトを飛ばして戦うバトルが出来るのはいい発想ですね。
このバトルメダロットはアークビートルとメタビーを持っていたので並べました。ただし、メダルはどこにいったのか分かりません。

アークビートルの右足を紛失したのでコレクションメタビーで代用。ひどい(笑)
角も折れてました。
メダル発射部分は、胴体は開閉式、腕はパーツを装着して隠すことでコレクションフィギュアとしても気にならないようになっています。なお、アークビートルは胴体の発射口を開くと角がポッキリ折れるなんとも言えない開き方をします。
頭部にメダルが命中すると、頭が後ろに倒れるという恐ろしいギミックもあります。メダルが排出されるとアニメさながらの演出となったのですが、子ども向け玩具としては丁度良いやられギミックですね。

続いて、写真右のメダロットコレクション。ギミックはありませんが安価で小さく、コレクション性を重視しています。付属のサイコロを使ったバトルができます。このシリーズでのみ立体化されたメダロットは数知れず、ユイチイタンやピンゲン、エースホーン、ニンニンジャなどファンにはたまらないラインナップでした。
デュアルモデル
次に、タカラトミーのデュアルモデルシリーズ。これは、メダロットの骨格であるティンペットにパーツを装着するという設定を再現したフィギュアです。
当時の私の中では最高峰のメダロットフィギュアでした。
ちなみに、ティンペットを同梱しないパーツのみの販売もあり、その名称はパーツコレクションという粋なものでした。
私は4体持っているので4体のティンペットがあります。
しかし、これらは小学生の時に購入したものなので、中には首がポッキリ折れているものもありました。
ティンペットにパーツを装着していきます。基本的に手のパーツだけは外しますが、それ以外は全て文字通り骨格となるのです。

当時は、この装着している感がなんともたまらないものでした。何十回着脱したことか。
私が所有するメダロットは左から、アークビートル、サイカチス、アークビートルダッシュ、メタビーの4体です。
実際に装着できるというのがデュアルモデルシリーズのウリでしたが、展開するにあたってプロポーションを重視したり変形機構が採用されたりすることで、ティンペットの余剰とされる部分が多くなってきました。
アークビートルは足首が余剰で、足の付け根は位置を変更しなければなりません。サイカチスは足首、アークビートルダッシュに至っては足全てが余剰となります。
個人的には装着を重視して欲しかったところではありますが、変形との両立としては正しい判断だったと思います。
デュアルモデルのアークビートル(写真右)をバトルメダロット(写真左)と比較。

砲門が片腕に3門あったり、前方に角が2本飛び出していたりとぶっとんだデザインですが、スポーツカーのような色合いとヒーロー然としたマスクでかっこいい。
今考えても不思議な魅力の持ち主です。
デュアルモデルのアークビートルダッシュ(写真左)と比較。
アークビートルダッシュはアークビートルの後継機で、肩のパーツを追加しないとほぼ同じ形状です。
アークビートルダッシュの目玉はなんと言っても、両肩に大型のパーツ。もともとのデザインを崩さずに、見事なゴテゴテ系パワーアップをしています。

写真右はメタビーの後継機サイカチス。変形機構を搭載しています。
ギミック紹介。
アークビートルダッシュは肩のパーツごと放熱フィン(?)を展開可能。
サイカチスにはオプションパーツが付属し、背負わせることが出来ます。
サイカチスが車両タイプのレクリスモードにメダチェンジ。
首は補助パーツを追加しますが、ティンペットを組み込んだまま変形できるのは素晴らしい。
オプションパーツを使ってクラフィティモードに二段変形。
ゲーム版ではイベント時に登場し、あのアツいBGMとともに通れない壁を破壊するなど魅せてくれました。
サイカチスは砲台となるので、すごい動きにくそうな印象。デュアルモデルには弾丸パーツも付属します。
アークビートルダッシュもメダチェンジ。アニメのみ登場のマイティレクリスモードに変形します。
モチーフのバレルをタイヤとしているのがグー。

このマイティレクリスモードは、同じく変形したティレルビートルとメダユナイトしてマスタービートルに合体することができます。当時は一体メダロットはどこへ向かうんだ・・・と思ってしまいました。
でも、変形・合体ってロボットもののロマンですよね。
ボイスコマンドモデル
でかいのが残っていると予告していましたが、何と言ってもコレ!最大級のメダロットフィギュアであるボイスコマンドモデルです。

ラインナップはサイカチスの方のメタビーのみ。
その巨体に単三電池とボタン電池を大量に使用し、光る!喋る!動く!走る!撃つ!とこれでもかとギミックを詰み込んでいます。
メダロッチ型のコントローラーでメタビーに指令を送ります。上半身に指令を送るAモードと、下半身に指令を送るBモードに切り替えることができます。手前の黒い部分に「ヒューザー!」「ブラスター!」等と音声を入力すると、このコントローラーから送信されたコマンドをメタビーが実行するという仕組みになっています。
コマンドを入力されたメタビーが、武器名を叫びながら腕を動かし、銃口から弾が発射される一連の動きは、本当にメダロットに命令しているかのようです。動き自体は単純なのですが、当時としては夢のような遊びでした。
このボイスコマンドモデルをレビューしたサイトや動画がほとんど無いので、本当は動画にしてレビューする予定でした。そこで、当時のように動く期待感と新しい電池をメタビーに装填したのですが、経年劣化によるものか、喋るものの腕は動かず。足は動作するのですが、どうやら腕のモーター周りが動かないみたいです。私としてはまた動かしてみたいのですが、どうしようもできず、また倉庫にしまいました。
動画レビューするならBGMがなければ!ということでアニメのCDを入手しました。ロボトル開始時のBGMはかなり懐かしいものがありました。だって、かれこれ10年前のアニメですからね。動画で使うことはありませんが、たまに聞いてメダロットの世界に浸りたいと思います。
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