ブラストインパルスガンダム
製作
放映当時、1/144HGでも1/100にもMGにもならず立体化に恵まれなかったブラストインパルスガンダムが2016年8月にプレミアムバンダイで限定販売!

インパルスを3体並べたいなあ、と昔から思っていたこともあり即ポチッとしてしまいました。

プラモは買い控えていたのですが、ブラストをポチった瞬間から、一般販売していたフォースインパルスガンダム、12月にプレバンでソードインパルスガンダムと立て続けに手に入れてしまうのでした。

パケ絵を眺めるのが好きなんですが、イラストは用意されず、しかも箱が単色なのがさみしい・・・・・・。
ランナー一覧。

地味な色合いが多いですね。

砲撃タイプ&色が地味&あまり活躍しないという3拍子が揃ったことで立体化に恵まれませんでした。

一応当時は、MIA(MS IN ACTION!)やMMMGQ(メタルマテリアルモデルガンダムクオリティ)などのトイもあったんですが、やっぱりHGやMGになってなんぼなところがありますよね。

某掲示板での立体化に恵まれない機体リストからようやく外れて嬉しい。
組み立て。

この時点で色分けがすごいぜ!

胸のダクトに黄色いパーツを横から差し込んでラインを再現するなんて、バンダイの技術力に感服しました。

関節の合わせ目も、これまでのノウハウの積み重ねもあり、満足な出来です。
素組みでこんな感じ。

ブラストが一番初めに組み立てたのですが、塗装は3体同時に行いたかったので、この状態でしばらく飾られていました。
さて、念願のブラストシルエットです。

大まかな色分けはされていますが、細かい所は部分塗装しなければなりません。
黒ならちょちょいと塗ってしまうのですが、暗い色に赤などの明るい色は発色がよくない。

マスキングしてサフを吹いたり、白下地を塗ったりするまでもない。

そんな時は、付属のシールに頼っちゃいましょう。

ただ、そのまま貼るとせっかくの凹ディティールが平面になってしまうので、シールの黒い部分だけ切り取り、周りの赤いシール部分だけ使います。
背面のスラスター部分はガンダムマーカーを牛乳パックに出し、爪楊枝で塗っていく。

当然はみ出すので、アートナイフで削り落とすという荒っぽい塗り方をどんどんしていきます。
ミサイル部分も同様に爪楊枝で溝部分を黒く塗っていきます。

同時に、リアリスティックマーカー黒でも塗り、綿棒で拭き取ります。

ここでも、大きなはみ出しはアートナイフで削り落としました。
肉抜きは気にしない派なんですが、さすがにレールガンが肉抜きされてスッカスカなのはかっこ悪く感じたので、埋めます。

丁寧に作るならパテで埋めて、硬化を待って、ヤスリがけをするところでしょうが、ここも横着にいきます。

要は埋まって見えればいいので、2mmプラ棒をグレーに塗り、ハメ込みました。
砲身の横部分には、大きな溝があります。

これも見てみないフリをしていたのですが、完成写真を撮りながらだんだん気になったので、プラ板をハマる大きさに切り出し、ソードインパルスで使わなかったグレーのシールを貼り付けてつや消しを吹きました。

完成後に作業したので、この後の完成写真の分離状態では、加工をしていない状態になっています。
一番最後に気付いたのが頭部の隈取り。

フォースは額も隈取りも顎も赤でいいのですが、ソードとブラストは隈取りだけ色が違います。

頭部を組み立ててスミ入れをし終わっていましたが、バラして隈取りを赤に塗りました。

顔は大事。

目はいつものように蛍光ルミノシートを切り取って貼りました。
ブラストシルエット
ブラストシルエットを搭載したシルエットフライヤー。

ビーム砲が大きすぎてシルエットフライヤーがちょこんとついている感じになっています。
後ろから。

長い。

重そう。

その割にスラスターが大きいので、シルエットの推力は高そうですね。
レール砲を展開することもできます。

ミサイルも撃てそうですが、シルエットフライヤー時に攻撃した描写はありませんでした。

ドラグーンとして遠隔操作できたらかなり強力かも。
ビルドブースターのようにビーム砲を下に展開することもできます。

シルエットフライヤーのウイングが意味をなしていなさそう。
格納庫をイメージ。

巨大なミサイルはインパクトあります。
「カタパルトエンゲージ、シルエットフライヤー射出どうぞ!」

シルエットの種類をオペレーターが呼称しないのですね。

ブラストシルエットフライヤーくらい言ってもいいのに。
ブラストインパルスガンダムへ合体!
ブラストインパルスガンダムを構成する4機の戦闘機。

左上からチェストフライヤー、レッグフライヤー、ブラストシルエットフライヤー、そしてコアスプレンダー。
チェストフライヤーとレッグフライヤーをドッキングし、バックパックとして変形状態のコアスプレンダーを取り付けます。
ブラストシルエットフライヤーが飛来!

シルエットフライヤーが離脱し、ブラストシルエットが分離されます。
インパルスとドッキング!
プラモでは再現できませんが、フェイズシフト装甲によりカラーリングが紺、青、緑の暗めな色に変化します。
ZGMF-X56S/γ
ブラストインパルスガンダム

合体完了!

巨大な砲塔を備えた、遠距離・砲撃戦に特化した装備となります。
空中を舞うフォース、戦艦に取りつくソードと違い、ブラストシルエットは、海上でのホバー走行が特徴。

ただ、水上戦メインというのは、やはり地味イメージに一役買ってしまうのである・・・・・・。
武装
M2000F
ケルベロス高エネルギー長射程ビーム砲×2


対艦・対要塞用の大出力ビーム砲。

見るからに強力そうな長大なビーム砲を備えており、しかもランチャーストライクやガナーザクウォーリアと違い2門を備えるという大盤振る舞い。

砲塔が大きい分、野暮ったくも見えてしまう。
フリーダムのバラエーナが発展したかのようなダブル赤ゲロビ。

宙域戦でも活躍しましたが、精密射撃ではなく太いビームを撃っては外れる、という描写を繰り返していた感が否めません。
GMF39
4連装ミサイルランチャー×2
(AGM141ファイヤーフライ誘導ミサイル)


ケルベロスと一体になっているミサイルランチャー。

ビーム砲を反対方向に構えるので、重心が後ろに行ってしまいます。

肩の上にくるミサイルランチャーのシルエットは大好き。黄金勇者ゴルドランの肩ランチャーとか、ランチャーストライクのコンボウェポンポッドとか、いいよね。
MMI-M16XE2
デリュージー超高初速レール砲×2


バックパックのスラスターに沿って装備されているレール砲。

前方に展開して発射します。

これもフリーダムの装備と似ているので、開発系列の繋がりを感じます。
ジャスティスよろしくアンテナに引っかかる系の肩部砲身。

対空装備として使用できます。
ブラックライト発光。

青い顎がいつものガンダムっぽくないので新鮮ですね。

肩の排気口はエールストライクのよう。
MA-BAR72
高エネルギービームライフル


全シルエットで共通した装備。

ブラストシルエットにおいては、強力な火器が搭載されているますが小回りが利かないので、素早い相手にはこちらで対応するのでしょう。

取り回しの良いビームライフルと大出力のケルベロスという2種類のビーム兵器で攻撃できます。
4連装ミサイルランチャー、レール砲、ビーム砲、ビームライフルと多彩な武装を備えています。
MA-M80
デファイアントビームジャベリン×2


格闘用武装として、ビームジャベリンも装備されています。

多彩な射撃兵装に加え、格闘兵装もあるなんて贅沢な。
キットではディティールのみですが、ケルベロス内に格納されています。

2本装備されているそうですが、キットには伸長状態の1本しか付属しています。
海面と水平にホバー移動し、フリーダムを圧倒していた戦いが印象的です。
バックパックを囮にして、ビームジャベリンの投擲でアビスガンダムを撃破しました。
フルバースト!

HGCEインパルスガンダムを3種揃えることになったのは、これまで不遇だったこのブラストインパルスの商品化がきっかけでした。

フリーダムを連想させる武装群はとても魅力的でした。

本放送から10年以上経っていますが、実際に作っていじることができて、とても幸せでした。
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