その1から続いて、製作途中を紹介します。早く完成形が見たい人はその3へ。


盛り削りを繰り返していたパーツを一回組み合わせると、こんな感じに。

だいぶシルエットが変わったのがお分かりでしょうか。
胴体アップ。
もうイージスの原形はとどめておりません。
頭部側面に角を生やしていきます。
イクスブラウのときも側面にトゲが多かったよな・・・。
プラ板を貼り付けてパテで基部の形状を作ります。
腹周りもパテで。

足のアンクルガードはパテで土台を作ってからパテ。
切り出したプラ板を接合して腰部側面のアーマーを作成。

直線はこうやってお手軽にできるから楽。
  手は切り離して、ポリキャップと軸を仕込んで回転できるようにします。
ここまででこんな感じ。

剣の両手持ちがどうしてもしたいので、試行錯誤中の一枚。
裏面から見たら胴体のハリボテっぷりがばれます。
二の腕部分のアーマーをプラ板で作成。
ポリキャップを仕込んで、伸縮と開閉ができるようにします。

両手持ち用に左手を新規作成。パテを少しずつ持っていきます。

ひじのカッター部分はプラ板で土台を作って後にパテ。
頭部側面のダクトには市販パーツを配置。

左手がだんだんできてくる。

腰部側面のアーマー基部もパテ。
塗装を見越して、顔の後ハメ加工。

ポリキャップ受けをプラ板で作成、顔の裏の見えない部分を削って、下からスルッとハメられるようにします。
そろそろ背面もやらねば、と上半身と下半身を合わせながら背面パーツを作成していきます。
ここで、胴体を捻れるように、上半身と下半身の接続をシンチュウ線からポリキャップに変更。
仕上がったパーツはサフをふいて、瓶サフを塗りながら紙やすりで整えていきます。
■剣の製作
様々な大きさに縮小・拡大したイラストをもとに、サイズを検証していきます。

右の写真が、ちょうどよいと感じたサイズ。
どうしても両手持ちがしたいのですが、柄の長さが問題になります。両手持ち基準だと、片手持ちにした時に長くなってしまいます。


長さが変わればいいんだ、という発想で、プラパイプを剣の中に仕込んで、調節できるようにします。
先程のサイズのイラストをプラ板に転写し、切り出します。イラストだから当然なのですが、左右非対称なので、三角定規を駆使してここで直します。
  切り出し終了。

ポリキャップをプラパイプの先端に取り付け、片手持ち状態で柄を固定できるようにします。
それを剣の中心に据え、プラ板とパテで形状出しをしていきます。
  剣に夢中になっていたので、忘れていたパーツを製作します。
背面パーツを昔作ったポリパテの塊から削り出し、肩にはプラ板でビットを作り、穴を開けて装着。
剣を持たせて、本体完成。
■オリジナル武器の製作
さて、余ったパーツはどうしましょう。
このままジャンクにするのはもったいない・・・。

イクスブラウの時にもやりましたが、余ったパーツでオリジナルの武器を製作します。
背面パーツは、もともとの状態(左)を組みかえてこうすると(中央)なんと大型クローに(右)!
盾の受け穴がなくなったので、新たに持ち手を作成します。
このあたりで、余剰パーツをいじっていたときでした。
「北海道に見えてきた!」

もう北海道にする気しか出てきません。
頭部のセンサーと腕部クローはバスターライフルに。
もちろん、北海道の形になることが重要なので、市販パーツを仕込んで銃身を可動式に。
■塗装
洗面台で削り粉を落とし、サーフェイサーを吹いて下地塗装をします。
最初は、青。

ガイアカラーのシアンにちょっとだけマゼンタを混ぜてハンドピースで吹きます。
先程の青を塗った部分、黄色と白になる部分をマスキングテープで隠します。

この状態だとホッカイオーヴァージョン2 オーバードライブ状態のカラーリングっぽいですね。
ガイアカラーのマゼンタとMr.カラーのシャインレッド・ホワイトを混ぜて真っ赤に染めます。
マスキングをはがすとこんな感じに。
目の部分はMr.カラーのルマングリーン、その周りはエナメル塗料のブラックで。この定番のやり方は、もし黒がはみ出してもエナメル溶剤で拭き取れるのです。

後ハメ加工をしていたので、接着部分に貼っていたマスキングテープをはがし、瞬間接着剤で接着。
白と黄色と水色、エナメルのブラックは筆で塗っていきます。

この状態だとツヤツヤしているので、つや消しクリアーコートを吹きかけて一応完成。
■デカールの作成
ホッカイオーの両肩のマーキングを再現するために、自作のデカールを作成します。

実は初めてデカールに挑戦したのが、サザビーのときだったので、デカール経験はまだまだ浅いのです。

ガイアカラーでお馴染み、ガイアノーツから発売している「おうちdeデカール クリアータイプ」を用います。

ホッカイオーのイラストからそのまま持ってきた両肩のマーキングと、武器用にオリジナルのマーキングを作って、専用用紙に印刷します(写真右の紙)。
これに接着剤シートを貼ると、オリジナルのデカールが完成です。
その3につづく
inserted by FC2 system