SYSTEM01
ラインイルミキット
&サイドビューLED
今回は、クルマいじりに挑戦!
今まで考えたこともなかった分野でしたが、すべてはこの雑誌との出会いから始まりました。

三栄書房「LEDドレスアップ完全読本vol.3」880円

ふらっと入ったコンビニで何気なく手に取ったこの雑誌に、後述するサイドビューLEDが付録としてついていたのです。もしかしたら、これくらいなら自分でカスタマイズ出来るかもしれない…。そう思い始めたら一気にやってみたくなり、家で読みこみました。
■1.材料・工具紹介
雑誌を読んでいくうちと、初心者向けにマニュアルとパーツがセットになったキットがあることを知りました。エーモン工業の「工作計画」シリーズにはデイライトキット、フットライトキット、LED照明キット、ラインイルミキットがあります。その中で、ピンときたのがこのラインイルミキット。早速車用品店で購入しました。それと一緒に、動画で作業のイメージを掴みたかったので、DVDも購入。以下に示す値段は、私が近所の車用品店で購入した際のものです。

・DVD「LEDからはじめるクルマいじり」 300円

・ラインイルミキット 2480円
キットだけでは作業が出来ないので、必要な工具・道具を購入しました。

・ターミナルセット 2604円

・内張りはがし ソフト 504円

・配線ガイド 567円

ターミナルセットは基本的な作業で必要になります。後2つは配線を隠す際に使用します。
スイッチやLEDはSYSTEM02で使います。ここでは一番右のものだけ。

・LED用電池ボックス 980円

車の12V電源でしか作動しないLEDを単三電池で使えるようにする便利アイテムです。
これがなきゃ配線が出来ない!

・配線コード(赤) 210円

・配線コード(黒) 210円

・ダブルコード 550円

ダブルコードは見た目が良いので購入。
■2.ラインイルミ固定
さて、これが私の車です。アクセサリーといえば、運転席側にレーダーとフォーゼ、お守りがあるくらいです。
キットの中にはそれぞれ1mのライン発光チューブと、ライン発光チューブ用固定モールが入っています。私は、車に合わせて50cmずつにカットしました。
ラインイルミ専用LEDをチューブの端にくっつけて、電源ボックスで試しに光らせてみました。

わお!きれい!

光らせることは簡単なので、後は配線と見た目の問題になってきます。
発光チューブの端につけるエンドキャップ。いつものプラモデルの用量できれいに切り離します。
ラインイルミ設置場所は、特に悩むことはなくダッシュボードに沿って、と考えていたので固定してしまいます。モールの裏に両面テープがついていますが、そのままだとダッシュボード表面のホコリや油脂もくっついて粘着力が弱くなってしまいます。そこで、両面テープ前処理剤でそれらを除去します。

・両面テープ前処理剤 336円
モールを両面テープで固定し、エンドキャップを被せます。今回は、LEDをドア側になるように配置しました。理由は後ほど。

また試しに光らせてます。
反対側。LEDはドア側にしかないので、こちらはただ光を受け止めているだけです。付属の光漏れ防止キャップを被せた上に、エンドキャップが被さっています。
■3.配線を考える
今回の企画は、もともとは雑誌に付属のサイドビューLEDを使ってみたいというところから始まりました。ラインイルミ2本とサイドビューLED、まとめて配線したかったので、お手軽に電源を4つに分岐するこのアイテムを購入。

・プラスマイナス分岐ターミナル Amazonで911円
また、常時点灯はしたくない、光量も調整したい、ということで以下の2点を購入。

・貼り付けプッシュスイッチ 580円

・調光ユニット 1279円
電源ボックスとつないで、試しにつないでみました。プラスは、電源ボックス→スイッチ→調光ユニット→分岐ターミナル。マイナスは、分岐ターミナル→調光ユニット→電源ボックスと繋がっています。

これで回路は完成しました。
後は、車に組み込んでいきます。
■4.電源を取り出す
電源は、オーディオ裏からイルミ電源を取り出します。パネルを手で外し、ナビを固定しているネジを4つ外し、ごそっと出します。すると、裏にはごちゃごちゃと線が!
この中から、イルミ電源を探します。「イルミ電源」「ILLUMINATION」とラベルがついているオレンジの線がそうです。念のため、検電テスターで調べておきます。

イルミ電源から取ると、スモールランプに連動して光るようになります。もちろんスイッチがあるのでオンオフはどこから取っても出来ます。ですが、暗くないところでは使わないだろうな、ということで常時電源やACC電源ではなく、イルミ電源から取ることにしました。

オレンジの線に配線コネクター(手前の赤いもの)をかませ、ダブルコードのプラスを接続します(写真中央下に伸びているもの)。
プラスの反対側は、ハンドル下までもっていきたいので、先に紹介した配線ガイドを使って引き込みます。
マイナスはオーディオのネジ部分にボディアース(車の金属部分に接続すること。マイナスは線に繋がないでこうする)します。これだけでマイナスになるのを初めて知った時、にわかには信じられませんでした。でも、これで出来るので今でも不思議。
■5.配線分岐して接続する
電源取り出しができたので、ラインイルミの線をハンドル下までもっていきます。

このように、ドアと車本体の間にあるゴムの部分をえいっと引っ張ります。これは被さっているだけなのでとれるんですね。この中に線を入れてゴムを戻します。車って、意外といろんなところが外れるので配線隠しの勉強をしている時は驚きの連続でした。
助手席側も同じように隠します。もともとのコードでは足りないので、ギボシ端子でダブルコードを接続して延長しました。配線コードを使って運転席側へ引き込んでおきます。
ラインイルミのコードを分岐ターミナルに接続してイルミオンにした状態です。ラインイルミが光っているので、きちんと接続されていることが分かります。
■6.スイッチとサイドビューLEDを接続する
スイッチ貼り付けようにマジックテープ、コードの延長のために圧着接続端子を購入。

・プラスチック用マジックテープ 552円

・圧着接続端子 189円
分岐ターミナルを使ってラインイルミの配線が出来たので、いよいよサイドビューLEDを組み込みます。
雑誌の付録には青と白が付属していましたが、ラインイルミに合わせて青をエアコン下の小物入れにつけることにします。
奥を照らすように配置しました。間接照明になってとても雰囲気があります。
LEDは配置が完了したので、後はスイッチを固定します。これらは、線をあまり見せたくないのでヒューズボックスのフタの取っ手からコードを出します。
こんな感じになりました。接着にマジックテープを使っているので、ヒューズボックスを開けたいときはスイッチが簡単にはがせる、という仕組みです。我ながら良いアイディアだと思います(笑)

スイッチには、貼り付けプッシュスイッチに付属の「SYSYTEM01」というシールを貼りました。
残りの配線を配線止め金具や配線バンドで固定して、完成です。

写真は、運転席左側。配線止め金具2つで処理してあります。
■6.完成!
ラインイルミ&サイドビューLEDの設置が完了しました!イルミオン&スイッチオンで点灯します。

調光ユニットで光量の調整もでき、点けたくないときはスイッチオフで簡単に消灯できます。
真っ暗だとこんな感じ。
とても雰囲気があってかっこいいです。
私の場合、たまに点ける程度ですが、点ける度にテンションが上がります。

クルマいじりでもう1つ同時進行の企画があるので、ぜひそちらもご覧ください。

SYSTEM02
 マスコレ発光アストロスイッチ台座
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