2019年 リコダンクエスト
やさいとフルーツの章
今年は野菜とフルーツをテーマにしたドラクエ風RPGの舞台を作りました。

台本のロゴはドラクエを参考に描いてみました。
まずは、CMで「アゲリシャス〜♪」でお馴染み、ゼスプリのキウイブラザーズの被り物を作ります。

いきなり作ることも出来そうですが、同じものを4つ作る都合上、設計図が欲しいところです。

そこで、ハルクバスター、ウッディやバズで経験したメタセコイアとペパクラデザイナーによる設計をしていきます。

円柱だと作る時に工程が増えてしまうので、負担にならないよう八角柱を作ります。
八角柱の上下を窄めて、口に当たる部分を切り欠いて面を貼り込みます。

目や入るための穴は後で何とでもなるので、ここまでで設計が終了。
ペパクラデザイナーで出力します。
A4サイズに印刷したものを拡大印刷機で大きな紙に拡大して印刷します。
それを基にダンボールを切り出していきます。
組んでいったらこんな感じに。

多少ズレは出てしまいますが、がむしゃらに作るよりイメージ通りの形になってよかったです。
仮の目と鼻を配置してこんな感じ。

中央の穴から顔を覗かせる予定です。
内部に画用紙を貼って色を付けていきます。

幸いにもキウイの皮はダンボールと同じような色なので、そのままでいけそうです。

ガムテープを貼っても目立たないのでとても楽。
鼻の部分にはガシャポンのカプセルに針金を仕込んでいます。

ガムテープを輪にしただけでは踊っている最中に落下するのが目に見えていたので、がっつりこれで縛ることにしました。
完成したのがこちら。

緑のキウイとゴールデンキウイの2組を作りました。

眉毛は針金で浮かせています。

表情を全部買えたのがポイント。

ロゴは印刷してラミネートしたものです。
RPG風ということで武器を作りました。

左から、魔法の杖、猫の神様の杖、大剣、盾、魔法の盾、弓、片手剣、魔王の杖です。

魔法の杖の球体は竹串で刺したガシャポンのカプセルなので、横方向に回すことが出来ます。
片手剣は魔法の盾に収納することが出来ます。
これらの武器をしまうための収納も作りました。

左の黒い箱はミラーボールを隠すための箱です。

ミラーボールは突然姿を現す演出がしたかったので、黒い画用紙を貼ったダンボールにしています。割りピンで簡単にカギを付けています。取り出すときは、カギを外し、そのまま振り上げると、ドアが開いて飛び出すように見せることが出来ます。

武器の収納は大きな魚のギミックを生かして、磁石をダンボールに内蔵してぴったり扉が閉まるようにしました。

しかし、武器の収納箱を作っているうちにどんどん大きくなってしまったので……
武器の収納箱を活用して、魔王の城を作りました。

背景としてあればよかったので、平面で作っていますが、窓を抜いたりや針金で蝙蝠を浮かせたりなど、見栄えがよくなるよう工夫をしています。

魔王の杖の反対側には不要になったCD-Rを貼り付けてキラキラ光るようにしています。

その左が、CD-Rを切ってボールに貼り付けたミラーボールです。

光は反射する距離が遠くなるほど円形に近くなります。そこで、切り出す形状に左右されないのではないかと切りやすい台形にしてみましたが、意外と反射する距離が近かったので、そのまま台形の反射光となってしまいました。

前回のミラーボールでは円形で切り出して、まあまあ円形の反射光になったので、手間を惜しまないのであれば。円形に切り出した方がよいのかも知れません。

裏側はこんな感じ。

魔王の城のハリボテ感がよく分かります。
RPGには付き物の宝箱も作りました。

「どちらかがあたり」の看板の通り、中身は違います。
左を開けると、中からパプリカ、レモン、キウイやコロッケに使う食材が飛び出してきます。

右は、中に人が入れるようになっているので、開けると宝箱モンスターが登場する仕組みになっています。
黒板には古いドラクエを参考に、戦っている様子を描きました。
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