演劇
いたずらカッパとひこいちどん
2012年にやった「いたずらかっぱとひこいちどん」では、村人が飼っている馬からカッパたちが尻子玉を抜くシーンがあるので、馬の頭を作りました。

まずは、工作用紙で試作品を作ります。
工作用紙で大体のシルエットができました。
カクカクしているので、表面に衝撃吸収用の小さい発泡スチロールを貼り付けていきます。
それを滑らかなカーブになるように、カットしていきます。

形状が整ったところで、紙粘土を貼り付け。

しかし、工作用紙ベースだといまいち強度不足なのと、重いことから没になりました。
そこで、発泡スチロールの板を購入。

これを重ね合わせて右上の試作と同じような形状になるように作っていきます。
まずは、横から見た馬の頭の形に切り出し。

試作品があったので、かなりスムーズに進みました。
発泡スチロール用接着剤で4枚を貼り合わせます。

それをひたすらカッターナイフで面取りをしていき、形状を出していきます。

切りくずがすごい出ます。
より軽く、馬の頭の形になりました。

発泡スチロールにスプレーは直接塗装できないので、下地材であるジェッソを刷毛で塗りました。
茶色いスプレーで全体を塗装し、目はMr.カラーの黒と白で塗りました。

細かく切ったすずらんテープを差し込んで、たてがみにします。
最後に、ビニールテープと轡を作り、持ち手となる木の棒を差し込んで固定して、完成です。

本番では、これを手に持った人ともう一人が茶色い布をかぶり、馬を表現しました。
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