第5回定期演奏会演出
ネズミ

2012年9月17日(月)
ネズミを作ります。

頭の中で大体の構成を考えた後、東急ハンズでベースとなる発泡スチロールや発泡スチロールカッターなどを購入しました。

<物品購入@>
・発泡スチロール半球(大)×2、半球(小)、円盤×4、卵型(大)×1、卵型(小)×1
・発泡スチロールカッター
・発泡スチロール用ボンド
\9,362-

<物品購入A>
・単2型電池
\330-
まずは首が通る部分を切り落とします。
スチロールカッターを初めて使いましたが、熱で溶けるのでサクサク切れる感覚は楽しかったです。
首の部分を切り落とした後、左右をマスキングテープで仮止めして、全体のイメージを掴みます。
卵型(大)と卵型(小)の一部を切って組み合わせて鼻のベースにします。
先程の鼻と耳の部分も仮止めしてみました。
このままだと丸顔すぎるので、削り込んでいかなければならないなあと判断しました。

初日はここまで。
■9月18日(火)〜9月28日(金)
ここから11日かけてベースの形を作っていきます。この頃は大きい仕事が重なっていたり、体調を崩したりして、ちまちまとしか進めることしかできませんでした。

カッターで切り出して形状を出していきます。この発泡スチロールの破片が散らばって大変。気付いたら部屋の外にまで散らかっていました。
顔の部分は、出来るだけ平らになるよう削り落とします。

また、口の部分を開きました。後で形を修正するので大きな三角形となっています。
目の部分はスチロールカッターを一度外して通し、くり抜きます。
くり抜くべきところをくり抜いたので、左右の半球をボンドで接着します。
顔の下部分、上部分、頭全体と段階を付けて形状を出しました。後頭部も真ん丸ではなくおむすびのような傾斜がつきました。
次に、耳の部分を製作します。
円盤状の発泡スチロールを2枚貼り合わせ、強度と厚みをもたせます。
頭部に穴を空け、耳を差し込んでボンドで接着します。
鼻の部分も接着します。
耳と鼻を接着したことで、大体のシルエットが見えてきました。出来るだけ工作は最小限にしたかったのですが、この時点で、口周りの肉が足りないので盛り上げなければいけないなと思いました。
口周りには紙粘土で盛りつけを行いますが、出来るだけ軽量化するために余った発泡スチロールをボンドで貼り付けて底上げします。
梱包用の小さな発泡スチロールが取ってあったので、どんどん貼り付けて肉付けをします。
■9月29日(土)〜9月30日(日)
肉付けが終わった状態です。
小さくても発泡スチロールなのでスチロールカッターでなぞって切ることで、滑らかに整えることができました。
発泡スチロールの隙間を埋めるために発泡スチロールを購入しました。

<物品購入B>
・紙粘土×3
\1,101-
耳を差し込んだ部分の裏側から紙粘土を盛ることで補強します。
表側には、紙粘土を隙間に押しこんで埋めます。
口の部分には表面に発泡スチロールが見えなくなるように盛っていきます。
頭をフィットさせるように小さな半球を取り付けます。首を切り出し後の破片を重ねて適度な位置に固定します。
取り付けた状態です。
ゴム紐を付けてより固定しやすくしています。
完成が見えてきたので、塗装用の物品を購入してきました。

<物品購入C>
・発泡スチロール(マットブラック)
・発泡スチロール(ミスティーピーチ)
・ジェッソ
・刷毛
・マスキングテープ
・発泡スチロール用ボンド
\4,112-
■10月1日(月)〜10月5日(金)
目の部分には外からは黒く見えて、中からは外が見えるようなジャージのような素材が必要です。今回はストッキングを採用することにしました。
余った破片から下の部分を切りだして、やすりがけをします。

ところどころのへこんでいるところに紙粘土をまた盛りつけて、やすりがけをして滑らかにします。最初は1500番を使っていましたが、だんだん面倒くさくなり、180番まで落として大雑把に表面をならしました。
■10月6日(土)
発泡スチロールには直接塗装が出来ないので、ジェッソという白色地塗り剤を塗ります。
ジェッソが乾燥した後、目の部分をマスキングテープで塞ぎます。
マスキングテープごと顔の部分にミスティーピーチを吹きつけます。ちょっと赤過ぎるかなあ…と思いましたがまあ大丈夫でしょう。

乾燥した後にマスキングテープをはがすときちんと色分けが出来てます。いつもこの瞬間がわくわくします。
下の部分をアクリル絵の具で塗ります。もう少し赤い方が理想なのですが、絵の具がなかったので朱色に近い色合いになってしまいました。
眉毛も塗ります。
目と口の部分にストッキングを貼り付けます。
マスキングテープで仮止めし、ホッチキスを打ち込んで固定します。
■10月7日(日)
肌色部分をマスキングして、マットブラックで塗装します。
黒の塗装が終わりました。
マスキングテープをはがします。
ここまで大規模なマスキングは初めてで、だんだん雑になってしまいましたがうまくいったようです。
目の周りをサインペンでスミ入れしました。
頭部が完成です!

製作期間は9月17日(月)〜10月7日の21日間と珍しく短期集中製作ができた作品となりました。
物品購入まとめ
<物品購入@>
・発泡スチロール半球(大)×2、半球(小)、円盤×4、卵型(大)×1、卵型(小)×1
・発泡スチロールカッター
・発泡スチロール用ボンド
\9,362-

<物品購入A>
・単2型電池
\330-
<物品購入B>
・紙粘土×3
\1,101-
<物品購入C>
・発泡スチロール(ブラック)
・発泡スチロール(ミスティーピーチ)
・ジェッソ
・刷毛
・マスキングテープ
・発泡スチロール用ボンド
\4,112-

<合計金額>
@+A+B+C
=9,362+330+1,101+4,112
=14,905
胴体と靴
脚部は風呂掃除用スリッパと風呂桶で作ります。
このように組み合わせてかさを増します。
胴体部分はボール紙で土台を作り、画用紙を被せました。

手袋は既製品です。
できたらこんな感じ。
全身。
後ろから。
下から。
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