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ガンダムX魔王 改造
ガンダムX桜羽睥
製作
ガンプラビルドファイターズが面白い!
ということでガンダムXを改造したという設定のガンダムX魔王を作ります。
ガンプラビルドファイターズの商品展開は、基本的に既存キットと新規ランナーの追加で構成されます。

ガンダムX魔王は、ガンダムXのランナーと、新規のX魔王用のランナーで構成されます。
前回のブルーフレームAGE-FXで蛍光塗料の筆ムラに課題を感じたので、実家から自作の塗装ブースを引っ張り出してきました。

今は一人暮らしなので、これでいつでも塗装し放題!と思いきや、北海道は初雪の季節。天気の良い休日の日中を狙って塗装しています。
今回のテーマは「桜」です。

twitter(ID:OHAHEY)でX魔王の画像をアップした時に、友人が「いやぁ、月夜に桜の羽広げたXは見てぇな。京都っつうか、和が凄いやん?」と呟いたことから着想を得ています。

とりあえず青い部分だけ色変更したらいいんじゃないかと考え、塗装します。取っておいてすっかり忘れられていたGNコンポジットユニットホッカイオーの赤を混色して吹きつけます。



本来は紺色の部分は、ガンダムマーカーで黒色にしておきます。
黒くしたパーツと、付属のシールには蛍光ピンクを吹きつけて桜のイメージを狙います。

ガイアカラーの蛍光ブルーと蛍光ピンクを混ぜて蛍光パープルを作ります。通常時はパープルですが、ブラックライトを当てると鈍くピンク色に光ります。

ガイアカラーの蛍光色はクリアーなので、シールの上から塗装するとメタリックパープルとなり、綺麗な色合いとなります。
塗装したシールです。

これはそのまま貼れますが、表面を強く引っかくと塗料がはがれてしまうので注意が必要です。
リフレクターには塗装したシールを貼り、説明書に記載されている表面をこすって立体感を出す方法を取ります。
実は、腰部サイドアーマーのこのパーツを塗装し忘れていました。シールを貼って、これでいいことにしました。
アンテナは、Xのものも付属しているので、ニコイチにしてみたいと思います。丁度これを作りながらバンダイチャンネルでガンダムXを見ていて、オープニングの横に大きく開いたデザインがかっこよかったのでそれをイメージします。
完成
リアルタッチマーカーでスミ入れをして完成です。
その名も、「ガンダムX桜羽睥(おはへー)」

桜色の羽を広げて、辺りを睥睨しただけで周囲の闘志を失わせるほどの火力を持つMS、という設定です(笑)
ガンダムX魔王がビルダーでありファイターである「マオ」とのダブルミーニングであることにならって、HNの「おはへー」にかけてみました。

説明書ではサテライトキャノンをかなり投げ出した状態になっていますが、アームの位置を調整してバランスのよさそうなポジションにしています。

また、ビームサーベルラックの代わりにシールドバスターライフルをマウントして、立ち姿だけでもXのイメージとなる様にしています。これらは全て無改造です。
ブラックライトで桜色に発光。

光らせて初めて、膝や腕の部分のパーツへの蛍光パープルの吹きつけが甘かったなあと思いました。先の腰パーツの塗り忘れも含めて、もう一度塗装しようと思いましたが、作りたいものがたくさんあるので、今後の課題として、これで完成としました。
背面。

シールのはぎれも発光するので、シール指定のないバックパック中央にも貼って発光させています。
頭部アップ。
アンテナをニコイチにしたことで、複雑な構成となりました。黄色部分だけ見ればXと同じシルエットですが、中央部分はX魔王そのままとなっています。

少し丸顔だったので、頬を削り込んでいます。
ブラックライト発光。
シールの切れ端を貼って、頭部にもX字を作りました。

目やメインカメラにはいつもの蛍光ルミノシート。睥睨という名を冠しているので、目は切れ長っぽくしてみました。
プラフスキー粒子圧縮・放出ポーズ。
発光。

どのレビューを見ても背面のリフレクターは少し開いてしまうのですが、見えないようにマスキングテープを貼っておくと、しっかり閉じているように見えます。
各種武装
シールドバスターライフル。

ガンダムX放映当時は、ウイングガンダムのバスターライフルの印象が強すぎて、バスターライフルという名の割に威力がないなあ、なんて思っていました。
発光。

センサー部に蛍光ルミノシートを貼っています。
腹部のパーツは蛍光素材でできているので、何もしなくても綺麗に発光してくれます。

指示どおりにシールを貼っているので、その部分も桜色に発光します。
ライフル形態とシールド形態の2種類が付属します。

しかし、未だにシールド形態の使い勝手が分かりません。
ハイパーサテライトキャノンの基部にはビームソードが装備されています。

鞘に見立てたサテライトキャノンから引き抜くポーズがかっこいいです。
大型ビームソード。

ガンダムXといえば、これですね。
もっと大きくてもよかったなあ。
発光。
そのままでもビームソードがきれいに発光してくれます。
ガンダムX魔王の設定どおり、ビームサーベルラックを装備することで、通常のビームサーベルを使用可能となります。
二刀流。
二刀流、発光。
ハイパーサテライトキャノン
最大の特徴であるハイパーサテライトキャノンを展開します。

接続アームがかなりフレキシブルに動きます。
ランチャーストライク風のマウントポジションもなかなかよいです。
左手は専用の持ち手パーツが付属し、両手持ちをすることができます。

背面のリフレクターは、Xよりもスムーズなシークエンスで展開することができます。
ハイパーサテライトキャノン。
安定した両手持ちをすることができます。

X字のリフレクターが桜色できれい。
対アプサラス戦で印象的だった片手撃ち。

普段合わせ目なんて消しませんが、サテライトキャノンばかりは消してみました。
アームがフレキシブルに動くので、本来のXのように担いで構えることができます。

個人的には、こっちの方が好みです。
あまり印象に残っていないXのショルダーバルカン、新規のミサイルポッドは肩部及び脚部のハードポイントに懸架することができます。
蛍光ルミノシートを貼ったので、発光します。
リフレクターの美しさを堪能するポーズで終わり。


筆ムラで悩んでいたので、今回はハンドピースを導入しました。成果としては、シールに直接蛍光塗料を吹き付けることは有効な手段だということが分かりました。

課題として、蛍光塗料をブラックライトで発光させるためには、十分に重ね塗りをする必要があることがよく分かりました。

何はともあれ、きれいな色を作ることができ、イメージをすぐ形にすることができたので、満足できました。
追記 魔王剣
本編でのセイとマオの決戦にて、必殺技魔王剣が登場したので、早速再現。

ピンク色の画用紙と蛍光ルミノシートのピンクを工作陽氏に貼り付けて作りました。
ブラックライトをあてると、まあそれっぽく見えるかな・・・・・・・?

魔王剣v.s.ビルドナックル!

当時、ソーラーシステムとサテライトシステムの合わせ技には震えました。

この時のBGMも大好きです。
電撃ホビーマガジンの読者投稿コーナーにも掲載されました。
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